アーカイブ

‘経済’ カテゴリーのアーカイブ

金融政策 現状維持

2016 年 4 月 28 日 コメントはありません

日経平均株価、前場は上げ基調だったものの、後場に入り急落。

昼に金融政策決定会合で「金融政策現状維持」の報が入り、市場は反応。

機関の資金引き揚げ、素人のパニック売り、ゴールデンウィーク直前というタイミングもあり、
総じて売りの大波が来ると判断し、買っていた下記銘柄すべてを投げ売りました。

  • ヤマト(1967)
  • きんでん(1944)
  • 相鉄HD(9003)
  • 新日鉄住金ソリューションズ(2327)

少し手痛かったですが、流れには抗わず潔く撤退です。

14時半以降にヨーロッパ市場が開くとさらに売りが加速すると思ったのも投げ売り決断の要因です。

代わって買ったのは、日経ダブルインバース(1357)

日経平均株価が下がれば株価が上がるETFです。

20160428

慌てて乗り換え指示を出したので注文が散発、取引区分も半年、無期と入り乱れています。

含み益ではありますが、おかげで投げ売った損を和らげることができました。

日経平均はしばらくは上がる要因が思い当たらず、下値を探る展開に入っていくのでしょうか。

以前、通称黒田バズーカが炸裂した際に投稿しましたが、それまでデフレターゲット政策ばかりだった日本でインフレターゲットへの転換は思い切ったものです。

そこに踏み切ったアベノミクスの行く末を興味深く、そして期待を持って見てきました。

これでダメなら日本は終わりだろう、と思えました。

あれから3年が経ち、その結末がだいぶ見えてきたかに思える現在は、哀愁が漂います。

3年前の政策は概ね間違っていなかったと思えます。

誤算だったのは市中銀行の行動なのではないでしょうか。

マネタリーベースが2倍になったはずなのに、銀行が国債を買うなど運用して市場にお金が回ってきません。

マイナス金利になると、法人・個人へ融資しお金が流れるだろうという日銀の思いとは裏腹に、
お金を預けて運用を依頼するお客へ、手数料と称してマイナス金利分を負担させる市中銀行もあるようです。

貯蓄性のある終身生命保険なども取扱いが減っているようです。

企業の最大の目標は“存続”ですし、顧客の資産や社員を守らなければならないので、
実に保身的な活動だとは思いますが、金融企業側の考えも理解できます。

でも、今後の日本とか、我々の子、孫世代のこととか、もっと大きな枠で考えるべきで、
ミクロな視点に捉われ過ぎずに、日本一丸となって危機を認識し経済政策を推し進めるべきで、
やはりそこには銀行の協力は必要不可欠なんだと思います。

なので政府、日銀は、そういった機関へ協力してもらえるような、
税制面での優遇など、銀行側へもメリットのある政策で協力を請うていく必要があるのではないでしょうか。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

不動産投資書籍コーナーから日本経済を考える

2016 年 2 月 16 日 コメントはありません

区分所有法に関する理解し易い本はないかなーと思って、神保町の三省堂へ立ち寄ってみました。

検索機で「区分所有法 まんが」で調べてみたところ、3階に2タイトルあり、
1冊は不動産関連のコーナー、もう1冊は宅建関連のコーナーにあるとのことでした。

まずは不動産関連のコーナーへ。

・・とここで少し驚きました。

9割方不動産投資本ではありませんか!

不動産関連コーナー

以前は5階のマネー本などの並びに株とかの書籍と一緒に並んで、
どちらかというと陰な雰囲気の場所に置いてあったと思うのですが、3階へ下りてきて独立したのでしょうか。

なんだか明るい雰囲気です。

不動産投資ブームというか、関連書籍も増えてきて大衆化されてきた感があります。

日銀のマイナス金利政策も追い風で、これからまだまだ盛んになっていくことでしょう。

しかし、その分下地の無い人でもアパートローンを組めるようになるでしょうから、
失敗して大変な目に遭う人も増えてしまうのではないかという懸念もわきます。

銀行にとっては悩ましい時代に突入でしょうか。

日銀へ預けたままでは赤字、銀行間でのお金の貸借も成立しない、企業も設備投資に積極的になれない、
そうなると、リスクが多少高い相手でも貸し出すことになり、数年後、そういった先からの回収が困難になり・・。

市中にお金を流したい意図は解るのですが、とりあえず目先のことだけで、中長期ビジョンは無いように思えます。

黒田バズーカ、将来の国民生活に向けて撃ちませんでしたか?

カテゴリー: 不動産投資, 書籍, 経済 タグ:

会社四季報 2016年新春号分析

2015 年 12 月 17 日 コメントはありません

13日(日)に定期購読している四季報CD-ROM版の2016年新春号が届きました。

いつものようにAccessへ取り込み、業績分析をしました。

営業利益が秋号時点の予想よりも増えているもので、
出来高がそこそこ以上あり、営業利益額が10,000百万円以上ある銘柄をピックアップしました。

コード 社名 2015秋号 2016新春号 増加率
1852 浅沼組 3,300  → 4,500 136.4%
5122 オカモト 5,700  → 7,500 131.6%
3654 ヒト・コミュニ 2,100  → 2,570 122.4%
1899 福田組 5,700  → 6,900 121.1%
9743 丹青社 2,500  → 3,000 120.0%
2327 新日鉄住金S 17,700  → 20,600 116.4%
4471 三洋化成工業 11,000  → 12,500 113.6%
2910 ロックフィルド 2,150  → 2,400 111.6%
2801 キッコーマン 28,000  → 31,200 111.4%
6981 村田製作所 270,000  → 300,000 111.1%
9048 名古屋鉄道 36,100  → 40,000 110.8%
4202 ダイセル 58,000  → 62,000 106.9%
4521 科研製薬 33,000  → 35,000 106.1%
3694 オプティム 550  → 580 105.5%
6383 ダイフク 18,500  → 19,500 105.4%
6856 堀場製作所 19,000  → 20,000 105.3%
1944 きんでん 30,000  → 31,500 105.0%
5333 日本ガイシ 71,000  → 74,500 104.9%
7309 シマノ 79,000  → 82,500 104.4%
3857 ラック 2,300  → 2,400 104.3%
6988 日東電工 120,000  → 125,000 104.2%
9003 相鉄HLD 26,900  → 28,000 104.1%
7520 エコス 2,500  → 2,600 104.0%
8200 リンガーハット 2,800  → 2,900 103.6%
4452 花王 153,000  → 158,000 103.3%
3076 あいHLD 8,300  → 8,500 102.4%
8056 日本ュニシス 12,500  → 12,800 102.4%
6622 ダイヘン 9,000  → 9,200 102.2%
4403 日油 17,700  → 18,000 101.7%
6770 アルプス電気 66,000  → 67,000 101.5%
2659 サンェー 13,500  → 13,700 101.5%
6473 ジェイテクト 82,000  → 83,000 101.2%
8276 平和堂 15,400  → 15,500 100.6%

この中でチャートの形が良さそうなのは、

キッコーマン日東電工相鉄HLDあたりですかね。

私は、チャートの形は理想とまではいきませんが、増加率が116.4%の新日鉄住金Sに入ってみました。

ここには載っていませんが、9月以降売買を繰り返しているあいHLD(3076)も注目しています。
営業利益は8,300→8,500百万円と増加率102.4%ですが、順調に利益を伸ばしている成長企業です。

今日、大きく上げてきましたので後場に3,220円で建玉全部手仕舞いましたが、今後も機会を窺います。

他では、これも載せていませんが、数値的に面白いのは日本空港ビル(9706)です。

今期営業利益12,000→11,700百万円で増加率は97.5%ですが、
来期営業利益13,000→15,000百万円で増加率は115.4%と上々の見通しです。

ドルは利上げやシェールガス革命等もあってこれからさらに強くなるでしょうから、
円安方向に進み、海外からの旅行者も増えるでしょう。
円安で国内企業も潤い、株高で景気高揚感も生まれ国内旅行者も増えるでしょうし、
こういったことを見越した増益予想ということでしょう。

数年先を見据えて投資するのも面白いかと思いましたが、最近の世界情勢を鑑みると、
何かしらの事件や経済情勢で渡航者が激減する事態も考慮しなければなりませんし、私は積極的になれませんでした。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

FOMC議長会見を前に

2015 年 12 月 16 日 コメントはありません

先週、あいホールディングス(3076)について投稿したあと、早々にチャートが崩れましたね・・

やはり米国FOMC政策金利引き上げ予測の影響でしょう、東京市場も大幅安が続いています。

利上げになればドル高・円安が進み、日本株高か?と安易に思いがちですが、
過去の利上げ場面では一概にそうとも言えず、むしろ逆のパターンが多いようです。

そのような場合は、つまりは市場は織り込み済みだった、ということです。

さて今回はどうなるでしょう・・

まったく分かりません。

こういう下落が続く局面では歯を食いしばってしがみついていてもロクなことになりません。

チャートが崩れたということもあり、約半分ほどを後場に3,000円で損切りました。

議長会見は17日AM4:15からですか。

プロは既にリスクオフしているでしょうし、素人マネーが会見後の市場で混乱するのでしょうね・・

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

7~9月GDP速報値▲0.4%

2014 年 11 月 20 日 コメントはありません

17日(月)の朝に7~9月GDP速報値が発表されましたね。

年率換算では▲1.6%

内閣府HPでPDF資料を見たのですが、驚きの数値で、何か違う資料を見たのかと思うほどでした。

プラスではなく、まさかマイナスとは・・

好調だった設備投資もマイナスだったのも意外でした。

前の週、安倍首相の顔色が思わしくなかったのも頷けます。

ただ、マーケットは先週SQ前でも強く、こちらも予想外の動きだったのですが、
これまでの常識的な値動きとはまた別次元の動きと判断し、木曜日に再度

  • 6832 アオイ電子
  • 4202 ダイセル
  • 9706 日空ビル
  • 7309 シマノ

へ買いから入りました。

その時すでに、衆院解散か?と報道されていましたが、国債が売られ、円安が進み、日本株は上がり、な状況でしたので、
消費税増税するかしないか、どちらに転んでも日本株は上がりそう、と思えたのも、SQ日前に動いた動機です。

結果的に、11/4の手仕舞い価格よりも全て安く買い直すことができました。

そして18日に消費税10%への増税見送りを発表。

21日に衆院解散に踏み切る見通しのようですが、今後のマーケットはどう動くでしょうか。

首相は、「国民に信を問う」として解散総選挙と言っていますが、自民党が勝てば「2017年4月に増税を必ずやる」と言いました。

現況から見て、自民党が負けることは想像しづらいです。

それを踏まえてのこの言葉はポイントで、海外投資家からの評価はあったのではないでしょうか。

だって、やるのかやらないのか分からないのではなく、「必ずやる」と言い切ったのですから、
失望だけではなく、近未来への希望も与えてたのではないでしょうか。

加えて、当面は強い米国経済と強いドルと円安傾向は続くことでしょう。

増税までの期間における日銀の更なる大胆な金融緩和も連想するわけです。

中長期的に見て、日本株が下がるようには今のところ思えませんが・・

さて、どうなることでしょうか。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

建玉ポジションALL解消

2014 年 11 月 4 日 コメントはありません

今朝9時半までの間に、

  • 6832 アオイ電子
  • 4202 ダイセル
  • 9706 日空ビル
  • 7309 シマノ

全て手仕舞いました。

今年初めてのノーポジションです。

この何にも捕らわれていないような素軽い感覚、久しぶりです。

黒田バズーカ2の炸裂で、円安は一気に114円台にまで進み、
日経平均は今日一時17,000円台に突入しました。

ニュースでは連日の射幸心を煽る報道です。

さて、ここで乗り遅れまいと飛びつくのは誰でしょう?

以下は私の勝手な邪推で妄想です。。どうぞ笑い飛ばしてやってください。。

来週末は、前回の投稿でも触れたSQ、ヘッジファンドの45日ルールが重なります。

売りが出やすく、株価の下落を招きやすい時期とも言われます。

消費税増税の判断を前に、この時期の下落を阻止し、世論を増税もやむなしの方向へ誘導したい日本政府。

このタイミングでの株価下落は何としても避けたい政府は、動向を静観するのではなく、市場へ攻撃を仕掛けました。

これが10/31の黒田バズーカ2です。

この金融緩和策に市場は驚き、株価は大きく跳ね上がりました。

マスコミも連日の過熱報道です。

この報道に乗せられ、個人マネーが大量に流れ込みます。
この中には、1月の新興国ショックや4~5月の株安で痛い目に遭ったNISA素人組も多分に含まれます。

政府には、この個人・素人マネーにも徒党を組んで株価の下支えをして欲しいという思惑もあるでしょう。

一方、ヘッジファンドや機関は前述のSQ、45日ルールにより売ってきます。
彼らにとって、この個人マネー流入は株高を招き、歓迎でしょう。

一気に売ると、そのマネー流入は止まりかねませんから、今日あたりからジリジリと売ってくるのではないでしょうか。
ただ、最後は一気の売りで値を下げさせておいて、逆にその後買いやすくしてくることが考えられます。

個人・素人マネーは来週あたりから力尽きはじめ、週末を迎えます。
政府的にはここをどう迎えるかが1つのターニングポイント。
ここまで頑張ってくれた個人マネーを無言で労います。

ニュースでは「高値警戒感から売られた」などのコメントが見られるでしょう。

そしてSQと45日ルールを越え、17日(月)を迎えると、8時50分に内閣府から7-9月期のGDP速報が発表されます。

この速報値を消費税増税の判断のポイントにするよ、と言っている政府は、現在はマスコミやテレビを通して国民にそのメッセージをうまく刷り込ませる段階に入っています。
併せて、市場関係者の予測として「1~2%台だろう」という見方が強いというメッセージも広めています。

そこへ速報値が3%台で発表されます。

株価は一転、主に外国からのあらゆるマネーを呼び込み再上昇を始めるのではないでしょうか。

そして12月、安倍首相は消費税を10%に増税することを決断し発表へ・・

はい、また政治経済妄想をしてしまいました。。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

追加の金融緩和決定

2014 年 11 月 1 日 コメントはありません

やっちゃってくれました、追加の金融緩和。

11/18(火)からの金融政策決定会合では、消費税10%への増税に合わせた何かしらの追加金融緩和が出るだろう
と想定はしていましたが、このタイミングはあまり考えていませんでした。

11月初中旬の株価下落リスクについてきのうの投稿で触れましたが、
これに受動的にではなく、能動的に先制パンチを見舞う戦法に出たのでしょう。

おかげで株式資産は1日で40%も上昇してくれました。

ありがたい話なのですが、その追加緩和の内容は、

長期国債などを購入し、1年間に市場に流すお金の量を現在の約60兆~70兆円から約80兆円に増やす、というもの。

更にお金ジャブジャブです。

円の価値は下がり、円安が更に進行します。

マーケットでは、日本株は上昇します。

これって、いいことですか?

物価はどんどん上昇します。

消費税も10%に上昇します。

それなのに、

私たちの給料は増えますか?

生活は豊かになりますか?

お金はどこに消えているのでしょう?

答えは言わずもがなですが、そうこう考えていると、今後の生活と日本の将来が怖くなってきます

11月の金融政策決定会合では、その時のマーケット状況にもよりますが、
あまりモタついているようなら、トドメの金融緩和もあるかもしれません。

政府は、日本経済上げ潮ムードを演出し、増税発表という12月のゴールに突き進んでいきます。

これは去年4月の黒田総裁バズーカを号砲に始まった短距離レースです。

本当のレースは、日本の経済、将来をかけた長距離レースのはずです。

果たして日本はそのレースに勝ち残れるのか。

率直なところ、不安です。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

11月は日本経済の岐路

2014 年 10 月 31 日 コメントはありません

11月17日に、7-9月期のGDP速報値公表が予定されています。

4-6月期のGDPは▲7.1%でしたが、7-9月期の値はどうでしょうか。

予想値は3%台後半と聞いています。

そして、安倍首相は12月8日の2次速報公表の直後に、消費税10%への引き上げを発表することなるでしょう。

GDPの他にも数値はある程度揃ってきています。

先日(10/29)に発表された9月の鉱工業生産指数は、+2.7%でした。

この数値を受け、7-9月の良GFP値を見越したマーケットは連日大きく値を上げてきています。

7月はマイナスだった小売売上高、実質消費支出も8月の数値はプラスに転じています。

今年度の設備投資も、日銀短観によれば+4%台に増幅してきています。

4月の消費税増税で消費が冷え込んだが一時的なもので、その後は堅調で経済の好循環が生まれてきている、という筋書きですね。

増税を決めるにあたっては、もちろん株価の下落は好ましくありません。

税金対策で11月中旬にかけてはファンドの解約が多く売りが出やすい時期ですし、SQ(11/14)も絡んできます。

こういった下落要因を11月前半に孕んでいますが、政府はGPIFの日本株比率アップを用意しています。

この策をわざわざこの時期に引っ張ってきているのも、この時期に株価下落を避けたい政府の思惑なのでしょう。

加えて11月10日に北京で予定されているTPP首脳会合で、もし米国とある程度の筋道が立てられれば、外国人投資家マネーがこれを歓迎し、日本のマーケットへは追い風となるでしょう。

ということで、消費税10%の結論に至るまでの道中にある11月の政治・経済は、面白く興味深いものになりそうです。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

メジャーSQに向けて整理

2014 年 9 月 3 日 コメントはありません

前場で、コロプラ(3668)だけ株価4,165円にて利食いしました。
去年12月中旬からの付き合いでしたが、いったん手仕舞いです。

ポテンシャルには魅せられているものの、

  • 直近の小さな高値を2度抜けず微妙なチャートになってきた
  • 素人マネーが多く入っている
  • 9/12(金)はメジャーSQ

特に2、3点目はパニック的に売りの連鎖を呼び、一気に下落する不安がありました。

業績は素晴らしい数値できているので、メジャーSQ以降で再搭乗を検討します。

昨晩、内閣改造に絡む思惑から円安(1ドル105円)のニュースを目にしましたが、
円安の要因はそんなことよりも米国経済の力強さに他ならないと思っています。

  • 9/4(木)日銀総裁定例会見
  • 9/5(金)21:30 米国雇用統計発表

と続くので、今週末~来週前半にかけてさらに円安が進み、
日経平均はもうひと上がりするのではと予想しています。

ただ、やはりメジャーSQにさしかかるので一転大幅下落も想定しており、
リスクを嫌って、他の保有銘柄もタイミングを見ていったんすべて利食い、メジャーSQ後にはまた再搭乗するつもりです。

今月はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が新運用計画を発表する見込みですしね。

消費税10%にするかどうか決定する12月までに、第2次安倍政権はどう国民に納得感を与えるのか。
GPIF改革TPP交渉妥結と続けて株高を押し進め、景気高揚感の中12月を迎えたいのは間違いないところでしょう。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ:

TPP結論は持ち越し

2014 年 4 月 25 日 コメントはありません

オバマ大統領が来日して注目が高まったTPP交渉。

「大きな進展があった」としながらも大筋合意は見送りとなりました。

あくまでも私の勝手な予想(妄想?)ですが、本当は大筋合意されていて、
ただ、今のタイミングでは合意のニュースを出したくない日米の事情があって、
公表を先延ばしにしているするのでは??と勘ぐってしまいます。

先延ばしの先にあるのは・・年末の消費税10%判断と米国中間選挙です。

牛肉、豚肉他関税が0~10%前後になれば、輸入物価上昇に支えられている形の今の日本のインフレ率は0.数%にまで落ちるはずです。

そうなれば、インフレになってもらわないと困る政府・日銀は大胆な金融緩和策を実施すると予想しています。

となると市場は歓迎し、日経平均株価は急騰
国内に景気が良くなった感が漂い、消費税増税に向けての世論が緩みます。

世界は日本の増税施策に注目していますから、10%にできなければ失望、
国債も格下げになるだろうとも耳にします。

  • 何が何でも消費税を10%にしたい安倍総理
  • 中間選挙を有利に展開したいオバマ大統領

それに向けての着火は「TPP合意」だと思っています。

そのニュースをいつ出すか。

今でしょ!(やや古・・)と言いたいところですが、
今出すと、秋には株価も国内の高揚感も腰折れしている可能性が多分にあります。

政府側の立場になって考えると、9~10月くらいが本命かな?と思えています。

一方米国の視点から見ても、中間選挙は11月ですし、
TPP交渉の合意を旬な成果として国内にアピールできるという点からも、
やはり10月頃がオバマ大統領にとってもメリットがあると考えるのではないでしょうか。

政治経済妄想、楽しいですね。

カテゴリー: 小型成長株, 株式投資, 経済 タグ: