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2013 年 3 月 1 日 のアーカイブ

初融資相談

2013 年 3 月 1 日 コメントはありません

自宅近くの信用金庫で普通口座を開く用事があったので、先日税務署へ確定申告しに行った帰りに寄りました。

せっかくの機会だから融資相談の練習をしてみよう、と前夜その信金のホームページを見て、事業用ローンの取り扱いがあることを確認しておきました。

普通口座を開き終えたあと、窓口のお姉さんに、

  • 「全く別件なんですが、アパートローンの融資について、ホームページで見たら私の住所は融資対象のエリアに含まれていないようだったんですが、あれは住所についてのエリアですか?それとも所有する物件についてのエリアですか?」

と切り出してみました。すると「いえ、エリアで融資がダメとか、そういうことはなく申し込みいただけます。」との返事。

本当に〜?じゃあホームページのあの利用に際してのページは何だったの?と微妙な間がありましたが、続けてもう1つ聞いてみました。

  • 「新規の法人なんですが、法人への融資を、個人の属性で審査してもらうことは可能ですか?決算1、2年分は提出して審査するのが普通だと思うんですが、新規なので無く、審査を個人の属性でしてもらえるのか知りたいんです。以前はメガバンクでもこういった実績があるみたいですが、最近は地銀や信用金庫では行われているようなんですが。」

お姉さんでは対応しきれない様子で、「ちょっとお待ちください。」と言って奥へ行き、代わりに男性が応対してくれるようで、こちらへどうぞと席を誘導されました。

着席すると名刺を差し出されました。肩書きは次長とのこと。
法人だと金額が大きいから、エライ人が出てくるのかな?と思いつつ、さっきお姉さんにぶつけた質問を投げかけてみました。

その結果、

  • 法人の登記住所が、その信金の融資対象エリアでないとダメということが分かりました。

取得物件の場所ではなく、あくまでも法人の登記が判断基準だそうです。
ということで、お姉さんの答えは間違ってました。
モノの本によくありますが、窓口の担当は分かっていないことが多いというのはこういう感じなんですね。

審査については、

  • 「新規だからダメとか、個人だからダメとか、そういうのはありません。あくまでもその事業計画に沿っての判断になります。」

ということで、収益性や積算評価での審査ということのようです。
たぶん建前(優しさ?)なんでしょうけど、否定はされず、新規法人でも融資可能なのかも?という期待を持ちました。もちろん、審査には個人の属性も含めてとなるニュアンスがありました。

あとは、会話の中で、

  • 建築の伝手はあるか
  • 現在の所有物件はあるか
  • いつ頃法人を設立するか

など聞かれました。
相手も、こちらがどんな人間だか探るにあたって様子探りで、お互いに表面的なジャブの出し合いみたいな感じでした。
最後は、またお世話になる際には改めて相談させてください、として銀行を後にしました。

内容はともかくとして、初めての相談の割には、落ち着いてゆったりと話をすることができ、よい経験・練習になりました。

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