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2014 年 1 月 のアーカイブ

「利益管理のノウハウを学ぶ!ネット証券活用術」セミナー参加報告

2014 年 1 月 30 日 コメントはありません

今日は100ten.schoolのセミナー「利益管理のノウハウを学ぶ!ネット証券活用術」に参加してきました。

日 時:2014年1月30日(木)19:00~20:15
参加費:5,250円

講師は関根代表だとばかり思っていて、売りのタイミングのノウハウが聞けるかも、
と期待して参加申し込んだのですが、講師は山下隆史氏でした。

山下氏と言えば「最弱投資家ヤマシタ伝説」のダメ投資家のモデルの方です。


この本は、前半が山下氏が行ってきたダメ投資の典型例を関根代表が斬る内容。
後半は、関根代表の教えということで、銘柄選定の仕方からロスカットまでに触れています。

関根代表のノウハウに触れられる本なので購入はしていましたが、
その山下氏からレクチャーを受けるとは考えてもいませんでした。

とは言え、100ten.school公認のセミナー内容とレジュメなはずですから、
希望を捨てずに“何か1つでも新たな発見”を求めて最後まで聞いてきました。

結果的には、期待に反して内容が初心者向けだったこともあり、
新しい発見といえるまでのものはありませんでしたが、

  • ロスカットで損失を小さく抑える
  • トレーリングストップによる利益追求

が大事だということはあらためて感じました。

要は、逆指値をうまく使いましょうということです。

ロスカットについては、総許容損失額を定め、取引毎のリスクを定額ではなく定率にすることを薦めていました。
例えば総許容損失額が1000万円、定率リスクを5%と定め、20回連続で失敗したとしても、

1000万円×0.95^20=約358万円

となり、まだ約358万円もリスクを取れることになります。
リスクを定額ではなく定率にすることによって、理屈の上では総許容損失額は使い切らないわけです。

トレーリングストップは、以前ファイナンシャルアカデミーのセミナーでも角山智氏から教わりましたが、
その手法は買い値や高値から10%下げたところに逆指値するパターン。

それに対して今回のセミナーは、高値を更新する度に、前回の安値に逆指値し切り上げていくパターン。

このパターンの他、以前投稿しているボリンジャーバンド
それから渡辺久芳氏がサインの参考にしていると仰っていたパラボリックも含め、
手仕舞いのタイミングを研究していきたいと思います。

コロプラ(3668)第1四半期決算発表

2014 年 1 月 29 日 コメントはありません

去年12月に購入したコロプラ(3668)の第1四半期決算短信が
今から1時間ほど前に発表されました。

先週から好決算を織り込んだ爆騰げと、それに対する利益確定売りが交錯しましたが、
私はその成長性に大きな魅力を感じてホルダーになりましたから、
短期的な投機売買に振り回されないように意識してきました。

以前の投稿で触れましたが、通期での営業利益予想12,000(百万円)に対して
トントンな感じかやや上くらいのペースなら、株価は維持すると考えていました。

予想を大きく上回らないまでも、トントンなペースは必至だろうという情勢でしたから、
今週に入って値を下げてきているところで、少し買い増しをして決算を待ちました。

その第1四半期決算短信の内容は・・

  • 売上高:11,073(百万円) ← 対前年同四半期増減率:301.9%
  • 営業利益:4,887(百万円) ← 対前年同四半期増減率:465.1%
  • 経常利益:4,887(百万円) ← 対前年同四半期増減率:457.7%
  • 四半期純利益:2,769(百万円) ←対前年同四半期増減率:455.1%

そして、通期は上方修正

営業利益予想は、12,000(百万円)→18,000(百万円)

この見通しは、果たして現株価に織り込み済みでしょうか。

とてもとてもそうは思えません。

明日からの動きが楽しみです。

不動産投資への大きな後押しとなりますように。

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新興国通貨下落

2014 年 1 月 25 日 コメントはありません

新興国通貨が軒並み下落しているというニュースが流れています。

28日からの米国FOMCを前に、QE3縮小の度合いを懸念する投資機関が、
新興国からリスクマネーの引き上げを行っている、ということでしょう。

先日の投稿で、積立投資のポートフォリオ組み替えについて触れましたが、
想定しているとおりの動きになってきています。

FRB(米連邦準備理事会)バーナンキ議長は、フィッシャー氏を中心とする
タカ派から更なる縮小規模拡大(もう100億ドルと聞いています)のプレッシャーを受ける中、どのような声明を発表するのでしょうか。

世界中が注目です。

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『日経平均株価3万円は夢物語ではない根拠』出版記念セミナー

2014 年 1 月 24 日 コメントはありません

一昨日、100ten.schoolのセミナーで何度かお世話になっている、
渡辺久芳さんの出版記念セミナーに参加してきました。

日時:2014年1月22日(水)19:00~20:30

場所は、去年8月のセミナーに辿りつけなかった会場だったので、
事前にしっかりと調べ、今回はすんなりと辿り着くことができました。

あまり目立たない場所ではありました。
前回はたぶん建物の前をスルーしてしまったように思います。

さて、渡辺さんのセミナーは、これまで音声ファイル受講が多かったんですが、
今回はリアルで参加してきました。

私は昨年末に購入した渡辺さんの著書『日経平均株価3万円は夢物語ではない根拠』


の購入特典ということで無料参加しましたが、通常参加だと6,300円です。

参加者はこじんまりと7名でしたが、プレミアム会員やゴールド会員の方々がほとんどで、
おそらく会員月例セミナーの位置付けで、そこに混ぜてもらえたという雰囲気でした。

ちなみに会員制度は、

  • メール会員:入会金0円、会費5,000円/月
  • ゴールド会員:入会金20,000円、会費30,000円/月
  • プレミア会員:入会金20,000円、会費は資産により個別相談/月

とあり、私は入っていませんが、渡辺さんの話は質が高く大変参考になりますので、
入会してみようかなと常々考えてはいます。

さて書籍の方は、昨年末から読み今2回目の読み返しに入っています。

特に興味深いのは、外国人投資家の手口について先物を中心に為替やオプションなど
多方面から分析をされているところです。

現状の私は、その手口を把握し現物取引の参考にする術を持っておらず、非常に興味深く読み返しています。

また、今回のセミナーでも拝聴できましたが、
アメリカや中国、ロシア、ヨーロッパなど世界情勢・政治を絡めた話は大変勉強になり、
経済・マーケットを動かしているのは政治だと改めて認識させられます。

こういった話が聞けるのも、他の株式投資のセミナー、講座と一線を隔すところです。

渡辺さんの話を聞くようになって、より広く、より大局的にマーケットを見ることができるようになりました。

ペプチドリーム(4587)手仕舞いました

2014 年 1 月 16 日 コメントはありません

去年から保持していましたが、2月中旬予定の中間決算発表の前に手仕舞うことにしました。

昨年の四季報秋号の通期見通しは

  • 営業利益:720(百万円)
  • 当期純利益:440(百万円)

で、その前の夏号と比べて数字が大きく発表されていました。
良好なIRやバイオ関連人気の追い風もあって、株価は上昇していましたが、
11月12日公表の第1四半期決算短信はかなり株主の期待を裏切るものでした。

  • 営業利益:15(百万円)
  • 四半期純利益:9(百万円)

それでも通期予想は修正ナシでした。
この第1四半期決算内容で、この通期予想の数字を達成するのは、冷静に見てなかなか厳しいものがあります。

株価が大きく崩れなかったことや、通期では予想達成の自信があるのだろうという楽観的な考え方で保持していましたが、
先日参加したセミナー「ローリスクで儲けるバリュー投資セミナー 個別銘柄編」を経て、そんな甘い考え方ではいけないと反省しました。

中間決算までに15,000円にアタックすると予想していましたので、売り時を探っていた中、
今日値を上げていきましたので、決済をしたという経緯です。

プラス決済で終えることができましたが、このまま中間決算を迎えていたらと考えると、ちょっと怖いところでした。

石野雄一さんの著書「ざっくり分かるファイナンス」


の中に、「投資家にとっての“サプライズ”とは、投資家と企業側とのコミュニケーションがうまくいっていない、ということにほなならない。」という一文があります。

たとえ良いニュースでも、突然の発表は投資家のリスク認識を高くする可能性もあります。
悪いニュースの時も、隠していて同じように突然発表するのではないか、と考えることもあるからということです。
ひいては投資家の信頼を得ることは難しくなり、下げるべきWACCを上げてしまうことにも繋がりかねません。

ペプチドリームの場合は、かなりの好決算を期待させる数字を出しておきながらあの第1四半期決算。

中間決算ではどっちの“サプライズ”な数値が出るのか、外野から見てみたいと思います。

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貯蓄預金

2014 年 1 月 15 日 コメントはありません

1件目の不動産を購入した際に融資を受けた銀行で、去年11月から貯蓄預金を始めました。

銀行の私に対するリスク評価を下げ、次回以降の融資条件を有利にすることが目的です。

金消契約時に定期預金を100万円以上組みましたが、それに加えて毎月コツコツと一定額貯蓄する姿勢を見せ、
家賃入金がある普通預金口座へも手を付けず順調に賃貸経営ができていることをアピールできれば、
私を優良な投資先として見てもらえるようになり徐々に信頼を築いていけるものと考えています。

ポイントは毎月地味にコツコツと積み重ねていくところです。

地道で真面目な姿勢をアピールし、短期的には今受けている融資の金利交渉、
中長期的には今後の大きな物件取得時の融資獲得に繋げていきたいと考えています。

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ローリスクで儲けるバリュー投資セミナー 個別銘柄編 参加報告

2014 年 1 月 12 日 コメントはありません

本日、「ローリスクで儲けるバリュー投資セミナー 個別銘柄編」に参加してきました。

講師の角山智さんのセミナーへ参加するのは、去年の8月に続いて2回目です。

今回は、実際に四季報や投信の月報からピックアップした銘柄をPER、PBR、配当利回り、決算短信などから
精査していく作業を具体的に9銘柄をあげつつ解説していく、という展開でした。

自分とは違う視点や手法からのアプローチを聞けることは、非常に勉強になります。

角山さんは、とにかくリスクマネジメントの徹底を意識されているという印象です。
例えば買値から10%下げたら損切るとか、決算短信の業績が当初の予測値よりも悪かったらすぐに切り捨てるとか。

私は第1四半期決算短信が想定外に悪くても、通期の予想はそのままに下方修正が入らない場合は
“年間通せば当初予想の利益を出せるという自信があるのだろう”と思ってホールドする節もあるので、
それではいけないな、と思いました。

あとはBPS(一株当り純資産)と10年間の配当計、つまりはその会社が株主のお金をどのくらい増やしているか
という点も重視されています。

こういったあたりからバリュー株(PER、PBRが低く、配当利回りは高い)を見つけていくということになります。

ROEやフリーキャッシュフローに触れられないので、休憩時間に質問してみましたが、
ROEは値を維持しているか、キャッシュフローについては、投資活動に関する内容に目を通しているとのことで、
補完的な意味合いとして取り扱っておられる、という印象を受けました。

他には、その会社の代表者の身なりや経歴も投資判断に加えたり、同業他社を分析して比較したり。
会社案内やHPから拡大戦略と称し矛盾する(無茶な)方針を書いてないかとか、決算短信から通期の業績を予測したりとか。

けっこう後半は地道に作業されているんだなと感心しました。

あまり手間暇かけて推理小説を読み解くような作業は苦手なもので、たぶん自分には無理です・・。
数字からサバサバと判断していきたい性分なんだな、と思います。
それはそれで、決算短信の数値が悪い方に想定外なら損切る癖をつければよいと割りきります。

私は今のスクリーニングでは、配当よりも成長性を優先するようなクエリにしていますので、
バリュー株を抽出してくることは今はまずありません。

そのへんの抽出文は、為替や経済政策、世界情勢、市場動向を見ながら組み換えていくつもりです。

ローリスクで儲けるバリュー投資セミナー個別銘柄編 に参加してきます

2014 年 1 月 11 日 コメントはありません

明日、ファイナンシャルアカデミーのセミナー

「ローリスクで儲けるバリュー投資セミナー個別銘柄編」

に参加してきます。

飯田橋の教室で、13:00-16:20開催です。

費用は、通常料金15,000円のところ、早期割引で12,000円。
さらに優遇の10%引きとポイント割引を使って、5,800円になりました。

カリキュラムは下記で、四季報から好業績の成長株を狙う私のスタンスに合致する内容です。

■第1部 株式投資で儲けるための2つのやり方
・10年に一度の大相場に乗り、ドーンと稼ぐ
・バリュー株の半年投資を繰り返し、着実に儲ける

■第2部 バリュー株 個別銘柄の探し方
・スクリーニングを行い、コンピュータに選ばせる
・会社四季報を読んで、自分で見つける
・プロの「お墨付き」銘柄の中から集める

■第3部 バリュー株 個別銘柄分析:ワッツ(2735)
・100円ショップ業界の分析
・業界内での立ち位置
・キャンドゥ、セリアとの比較
・ワッツの強み・弱み

■第4部 バリュー株 個別銘柄分析:ステップ(9795)
・学習塾業界の分析
・業界内の立ち位置
・リソー教育、学究社との比較
・ステップの強み、弱み

■第5部 バリュー株個別銘柄分析:X社(セミナー会場で発表)
・業界の分析
・業界内での立ち位置
・Y社、Z社との比較
・X社の強み・弱み

講師は角山智氏。

8月に参加したセミナーでは、リスクをコントロールしながら投資する基本的な姿勢や手法の概要を紹介しておられました。

自分のシステムもある程度成熟してきていると思っていますが、実際にプロとして戦っておられている方から聞く話は得ることも多いと思います。

角山氏と自分の分析手法とを比較して、取り入れるべきと思えるものがあればシステムに組み入れていくつもりです。

積立投資のポートフォリオ変更

2014 年 1 月 9 日 コメントはありません

昨年8月29日の投稿で触れていますが、マネックス証券で運用していた積立投資(投資信託)は、
株への資金投入のため、一度すべて売却をしています。

9月以降、また積み立てはじめていたのですが、ポートフォリオを組み換えました。

  • SMTグローバル株式インデックスオープン
  • SMTグローバル債券インデックスオープン
  • eMAXIS 新興国株式インデックス
  • eMAXIS 新興国債券インデックス
  • SMT TOPIXインデックスオープン

先進国(株・債券)35%
新興国(株・債券)35%
日本(株)20%
純金積み立て10%

という比率になります。

以前は新興国へ期待をかけて

  • イーストスプリンググローイングアジア
  • DIAM VIPフォーカス・ファンド(アジアン倶楽部)
  • JPM・BRICS5・ファンド(ブリックス・ファイブ)

を組み入れていましたが、あまり芳しくはありませんでした。

特に米国QE3縮小がニュースにあがる度に新興国からリスクマネーが撤退し、
期待の一角であったインドネシアは外貨準備高を8.5%と大幅に切り崩し自国通貨を買い支えるなど、
実際米国でテーパリングが実施されれば更に新興国からの資金流出は増えることでしょう。

ただ、ゴールドマンサックス予測の2030年GDPシェアランクに沿って考えると、先進国と新興国の数値の比率は

先進国:36.9%
新興国:34.1%

ですから、長いスパンで考える積立投資的には、今のうちに新興国を買い集めるべしという考え方は間違いとも言えません。
オーソドックスにノーロード&インデックス型のファンドに移行することにしました。

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税理士へ確定申告の依頼をしてきました

2014 年 1 月 7 日 コメントはありません

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

もうすぐブロク開始から1年が経ちます。
今年もぼちぼちとマイペースで綴ってまいります。

さて、きのう帰省先から戻ってきました。
仕事は明後日からなので、今日は年末にアポイントを取っていた税理士事務所へ
確定申告の資料一式を持って行ってきました。

2月、3月は本業が忙しく、確定申告の準備や実際に税務署に行く時間もままならず
お金を払ってでもプロにお任せできることはとても心強いことです。

事務所費用や繰延資産の扱いで見解のズレがあり納得できていない部分もありますが、
税務署への提出まで含めて52,500円は良心的ではありますしこれから他をあたる時間もありませんので、
とりあえず今年は仕事を依頼して、その成果を見て来年以降どうするかを決めようと思います。

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