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2016 年 10 月 20 日 のアーカイブ

500万円以上未受領なのに領収書を書けと

2016 年 10 月 20 日 コメントはありません

もうすぐ売却したマンションの引き渡しなのですが、
私は仕事で行けないので不在で進めてもらうことにしていました。

今日仲介業者から電話があり、

  • 買主も不在で引渡しを行うことになった
  • 買主は自分で不動産登記をする
  • 引き渡し当日には買主の手元に領収書がある必要がある
  • 領収書も代筆して、たまたま同姓の社員がいるので押印もする

代筆・代押印は少々グレーな感じもしますが・・

要は、引き渡し日当日に私が着金を確認してから領収書を発行したのでは間に合わないので、
先に領収書を書いて弊社に預けてくれ」という要望でした。

私:「入金もされていないのに領収書を書けと言ってます?」

業者:「はい、そうでないと間に合いません。」

私:「嫌です。領収書を発行してもし入金がなければ、民法的に私が弱いでしょう。」

業者:「そうですが、そうでなければ当日会って受け渡しをしなければです。」

私:「いや、無理です。法律的に問題がないか調べるので折り返します。」

業者:「当社は億単位の取引もしています。数百万円のロットごときで悪いことをしようなんて思いません。」

・・金額の問題ではありません。

しかし、仲介手数料取って飯食ってるくせに“ごとき”とは・・・

こういう会社があるから不動産業界の質を嘆く声もあがるのでしょう。

お客さんの資産はいくらであっても大事な資産であり、自分たちの給料の源であるという認識を持ってほしいものです。

いったん電話を切りました。

覚え書きを交わす案も考えていたところ、再度電話がありました。

結局は、買主から業者へ入金&業者から私へ入金というのを早めにやってもらって、

領収書が引き渡し日当日に売主の手元に渡っている状況にしてもらえることになりました。

詐欺なんてことはないでしょうが、万全を期します。

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