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2019 年 3 月 18 日 のアーカイブ

火災保険の勉強会

2019 年 3 月 18 日 コメントはありません

火災保険は、自分の中で勉強が深く及んでいない部分なので、
先日、不動産投資家が集まる勉強会へ参加してきました。

実体験を通して、「経年劣化」「老朽化」がNGワードなのは認識しています。
この言葉を使うと一発で保険適用外になります。

嘘の申告をすることはいけませんが、

  • 交渉の仕方次第で保険金を受け取りそびれる
  • 申告できることを知らずに自腹を切ってしまう

といったことは避けなければなりません。

備忘にメモっておきたいことか下記のようなところです。

  • 保険請求権は3年で失効する
  • 一部損壊認定されるには、鑑定人による20%以上の損壊認定が必要
  • 発生日付の特定が不明な場合、WEBで気象庁データを検索し、場所・日付から荒天を調べ、「○月○日だと思います」という申請でOK
  • 入居者の火災保険で、入居者が退去する際、入居者の保険で原状回復費をけっこうカバーできる保険もある(退去者の協力が必要だが)
  • より安価な保険会社に乗りかえようと思った時、加入して2年以上経過していれば残額は満額戻ってくる

北海道地震などの話を聞きましたが、保険が適用されてもオーナーの持ち出しが数百万円になる物件も多く、
そういったことに備えてお金を貯めておく必要があることをちょっとリアルに感じました。

首都圏を中心に物件を買い進めたあとに大震災に見舞われ被害に遭うと、最大でも火災保険の半分しか出ませんから、物件数が多いと、一気に破綻してしまうかもしれません。

そういったことも想定の範疇に置き、不動産だけでなく他の金融資産もバランスよく分散させて運用したり、
不動産でも地域・構造・築年を組み合わせて全滅は避けるように考えたり、保有戸数の上限を決めて売り買いで資産入れ替えをしたり、攻守のバランスと取りながらリスクに備えることが大事だと思いました。

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