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2021 年 2 月 10 日 のアーカイブ

大規模修繕見積りと火災保険申請

2021 年 2 月 10 日 コメントはありません

昨年投稿したように、所有木造アパートの大規模修繕に備えた見積り取得を行いました。

1998年築のアパートで、前回の大規模修繕が2010年。
塗装の寿命は10年程度のようなので、今年あたりにやるのは妥当なところかと思います。

見積りは、管理会社から紹介もらった業者にお願いしました。
現地調査等、管理会社と調整してもらえて楽ですし、高ければその見積り書をもとに他社から相見積りを取ればよいだけのことです。

あわせて、火災保険申請できそうな箇所があればリストアップをお願いしました。

結果、大規模修繕工事の見積りは、下記内容で2,260,000円(税別)
・仮設工事:389,350円
・養生・下地調整工事:131,250円
・シーリング工事:237,305円
・外壁塗装工事:532,950円
・屋根塗装工事:652,500円
・部分塗装工事:271,200円
・諸経費:50,000円
・端数調整:▲4,555円

火災保険適用が期待できる部分の工事については、屋根の雨樋が歪んでいるとのことで、別途見積書に分けてくれました。
雨樋は構造上破損箇所だけ取り替えが難しく全体交換となるようで、合計は995,000円(税別)
・仮設工事:449,250円
・雨樋交換工事:475,750円
・諸経費:70,000円

また、管理会社は保険代理店でもあるので、「2018年1月22日から23日に発生した大雪の影響で雨樋が歪んでしまっている」との理由で火災保険会社へ申請してくれました。

火災保険の請求権は事故発生から3年で消滅といいますから、ギリ3年のタイミングだったということになります。
もっと早く言ってよー、という気持ちにもなりますが、それ以上に「本当?その時の被害だとなぜ分かる?」という気持ちの方が強いですね。。

でも管理会社の人がそう言うのならその時の雪害なんでしょう、ということで野暮なことは聞きません。

その後、先月末に鑑定人が現地調査に入り、査定の連絡があり、583,534円の保険金が認定されました。

もともとの見積りの妥当性も分からなければ、鑑定人の鑑定の妥当性も分かりません。

この時点で、事故から3年以上経過していることもあり、再鑑定請求して長引かせてもあまり得策ではないかと思い、提示金額で妥結しました。

両工事を同時にやれば、仮設工事の重複分は削れそうです。

この分野はまったくもって勉強が足りていないのですが、Webから平米単価の相場感を見るに、相場レンジの上限付近の単価となっています。
安ければ良いというものではありませんが、大規模修繕本番までに相見積もりの取得や工法比較等して検討していきたいと思います。

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