登録実務講習を受けています
1/17(土)、18(日)の2日間コースで、登録実務講習を受けています。
宅建試験合格者で実務経験が2年に満たない者が資格登録をする場合、登録実務講習を受講・修了しなければなりません。
修了試験に合格したことにより「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められることになります。
私は、日時も場所も都合の良かった、住宅新報社での受講を選択しました。
両日とも時間は9:15~17:00、会場は御茶ノ水駅からほど近い中央大学駿河台記念館です。
1階にある案内板。いろいろな催しが行われています。
登録実務講習は610の部屋です。
今は初日を終えたところですが、感想を。
申し込み後、送られてきた教材のDVD(視聴覚教材)はひととおり観ました。
ですがただ“流した”だけで記憶にはほとんど残らず、また修了試験にも直結しないので特に観ておかなくてよいと思います。
テキストは400ページ以上もあり、これも特には事前に目を通す必要はないと思います。
講習中に、講師が修了テストに出る箇所にマーカーを引くよう言ってくれるので、
あわせてそのページに付箋を貼っておけば、修了試験時に探しやすいでしょう。
演習ワークブック、演習用参考資料も講習当日にやるので事前着手は不要です。
講習時に普通にやれば十分です。
修了試験では演習ワークブックから20問出題され、8割以上の正解が必要です。
ちなみに、テキスト、演習ワークブックは修了試験に持ち込み可です。
(主催団体によっては持ち込み一切不可のところもあるようです。)
事前にやっておくべき教材は、50問の練習問題です。
ここから30問出題されます。
練習問題は4択ですが、修了試験は2択の○×マークシート方式です。
これも8割以上の正解率が合格要件です。
講師は住宅新報社の方ではなく、外部から招聘しているそれ専門の方と思われます。
話が非常に上手で、長時間の座学も苦になりません。
宅建主任者としての仕事姿勢や要調査項目などの話は、
講習では当然不動産業者の担当者目線での話になります。
例えば、
- 給水施設の調査では、上下水道の配管図の見方や口径の大きさの調査
- プロパンガスの場合は配管設備の所有者調査が大事なこと
- 浄化槽の場合は将来の整備予定の有無や前面道路に公共下水が整備されているかどうかの調査
- 区分所有の場合は個々に電気容量を増設することができないことが特に古い物件だと多いこと
などなど、
相対する不動産投資家としての自分にとって、これらの話はメリットが大きいです。
不動産屋の調査姿勢が甘い時にはあれこれ具体的に突っ込めます。
優秀な担当者かどうかを測るバロメータにもなりますね。
と、意外な収穫を感じつつ、2日目の講習と、修了試験を頑張ってきたいと思います。
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