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会社四季報 2016年新春号分析


13日(日)に定期購読している四季報CD-ROM版の2016年新春号が届きました。

いつものようにAccessへ取り込み、業績分析をしました。

営業利益が秋号時点の予想よりも増えているもので、
出来高がそこそこ以上あり、営業利益額が10,000百万円以上ある銘柄をピックアップしました。

コード 社名 2015秋号 2016新春号 増加率
1852 浅沼組 3,300  → 4,500 136.4%
5122 オカモト 5,700  → 7,500 131.6%
3654 ヒト・コミュニ 2,100  → 2,570 122.4%
1899 福田組 5,700  → 6,900 121.1%
9743 丹青社 2,500  → 3,000 120.0%
2327 新日鉄住金S 17,700  → 20,600 116.4%
4471 三洋化成工業 11,000  → 12,500 113.6%
2910 ロックフィルド 2,150  → 2,400 111.6%
2801 キッコーマン 28,000  → 31,200 111.4%
6981 村田製作所 270,000  → 300,000 111.1%
9048 名古屋鉄道 36,100  → 40,000 110.8%
4202 ダイセル 58,000  → 62,000 106.9%
4521 科研製薬 33,000  → 35,000 106.1%
3694 オプティム 550  → 580 105.5%
6383 ダイフク 18,500  → 19,500 105.4%
6856 堀場製作所 19,000  → 20,000 105.3%
1944 きんでん 30,000  → 31,500 105.0%
5333 日本ガイシ 71,000  → 74,500 104.9%
7309 シマノ 79,000  → 82,500 104.4%
3857 ラック 2,300  → 2,400 104.3%
6988 日東電工 120,000  → 125,000 104.2%
9003 相鉄HLD 26,900  → 28,000 104.1%
7520 エコス 2,500  → 2,600 104.0%
8200 リンガーハット 2,800  → 2,900 103.6%
4452 花王 153,000  → 158,000 103.3%
3076 あいHLD 8,300  → 8,500 102.4%
8056 日本ュニシス 12,500  → 12,800 102.4%
6622 ダイヘン 9,000  → 9,200 102.2%
4403 日油 17,700  → 18,000 101.7%
6770 アルプス電気 66,000  → 67,000 101.5%
2659 サンェー 13,500  → 13,700 101.5%
6473 ジェイテクト 82,000  → 83,000 101.2%
8276 平和堂 15,400  → 15,500 100.6%

この中でチャートの形が良さそうなのは、

キッコーマン日東電工相鉄HLDあたりですかね。

私は、チャートの形は理想とまではいきませんが、増加率が116.4%の新日鉄住金Sに入ってみました。

ここには載っていませんが、9月以降売買を繰り返しているあいHLD(3076)も注目しています。
営業利益は8,300→8,500百万円と増加率102.4%ですが、順調に利益を伸ばしている成長企業です。

今日、大きく上げてきましたので後場に3,220円で建玉全部手仕舞いましたが、今後も機会を窺います。

他では、これも載せていませんが、数値的に面白いのは日本空港ビル(9706)です。

今期営業利益12,000→11,700百万円で増加率は97.5%ですが、
来期営業利益13,000→15,000百万円で増加率は115.4%と上々の見通しです。

ドルは利上げやシェールガス革命等もあってこれからさらに強くなるでしょうから、
円安方向に進み、海外からの旅行者も増えるでしょう。
円安で国内企業も潤い、株高で景気高揚感も生まれ国内旅行者も増えるでしょうし、
こういったことを見越した増益予想ということでしょう。

数年先を見据えて投資するのも面白いかと思いましたが、最近の世界情勢を鑑みると、
何かしらの事件や経済情勢で渡航者が激減する事態も考慮しなければなりませんし、私は積極的になれませんでした。

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