お金は寝かせて増やしなさい
以前、積立投資の書籍について何冊か書いたなと思って見返したら、もう4年も前なんですね。
先月、久しぶりに積立投資の本を買って読みました。
哲学、経済、投資が融合した、読み応えのある本でした。
また、出口戦略にも触れられていて今後の参考になりました。
触発されて、ファンドを調べてみたところ、運用管理費用(信託報酬)が低い商品がけっこう出ているんですね。
ほったらかし投資と言われる積立投資ですが、時々は商品調査が必要だと感じました。
で、次回積立からはポートフォリオの組み入れファンドを、eMAXIS Slimシリーズに入れ替えることにしました。
良いタイミングなので、積立NISA口座の年間40万円非課税枠も満額使うよう設定しました。
ちなみに、現在までの私の積立状況はこんな感じです。
マネックス証券の方は、一昨年8月の不動産購入に際しいったん全解約し仕切り直しています。
別途家族用に積み立てている楽天証券の方は、2012年7月から継続して今年で満6年ですか、早いものです。
こうやって見ると、国内、先進国、新興国の株式が好調に推移してきていることが見てとれます。
資本主義経済の拡大再生産がされ続ける限り、長期的には株価は上がり続けるというニュアンスの言葉が書籍にありましたが、今のところ、そのとおりの動きになっています。
債権はどうでしょう、低調ですね。。
当時、金利は既に低水準だったこともあり、国内債券はポートフォリオに組み入れませんでした。
現在はマイナス金利にまでなっていますので、輪をかけて乗る気になりません。
むしろ、今からなら更に金利が下がるよりは、上がる可能性の方が大きいと思われるので、
日本債券ベアファンド(5倍型)なんか、不動産の借入金利のリスクヘッジに良いと思ったりもします。
あと、外国債券については、金利平価説(高金利の外貨は、長期的には通貨自体が安くなり金利差が相殺される)に沿って考えると、
- 外国債券の期待リターンは国内債券と同じ
- 為替リスクを背負うので国内債券よりリスクは高い
- 外国債券よりもリスクが低い国内債券クラスでよい
といったような言葉が書籍にあり、納得もできるので、ポートフォリオから外し、その分を純金積立に回すことにしました。
新ポートフォリオでしばらくまた放置します。
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