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火災保険の加入内容


先月末に決済を終えたマンション一棟の火災保険ですが、金融機関指定の火災保険代理店にて下記内容で加入しました。

■火災保険
通常の火災保険(火災、落雷、破裂、爆発、台風・ひょう・豪雪 等)に加え、
飛来物や水漏れ被害等までカバーできる住宅総合保険タイプに、下記特約を付けました。

  • 特約家賃担保特約:8ヶ月
  • 施設賠償責任保険
  • 漏水担保特約

また、残存物取り片付け費用補償が付いていることも確認しました。

今回の物件は、1階に事業者が入っています。

取り扱いがある保険会社が、MS海上かK火災かということでしたが、

  • MS海上:1戸でも事業用だと住居用保険に加入できない
  • K火災:事業用が2割を超えなければ住居用保険に加入できる

ということで、保険料が安価で住宅用保険となるK火災を選択しました。

なお、お店が飲食店、溶接、板金等だったりすると火気使用で火災リスクが高くなり、
支払い保険料は割高になりますが、今回はそれらには該当しない事業所です。

しかし、今後もし事業所が入れ替わり、保険料割高に該当するような業種だったりすると、
保険会社へ通知しておかないといざ事故が起きて申請した時に、モメるそうです。

■地震保険
基本は火災保険金額の50%まで(Max5,000万円)加入可ですが、
躯体も残債も大きい物件なので、全体で5,000万円では少な過ぎます。

1戸ずつ加入するパターン(各戸でMax5,000万円)にしました。

ここで、いくらまでの補償にするか、評価額(保険金額)で迷いました。

建物新価評価額の約1.3倍で契約すれば、地震保険で残債フルカバーすることもできましたが、支払い保険料が高額になること、実際全壊はない(全壊判定はそもそも保険会社が基本出さない)だろうとも考え、安心感を持ちつつ運用できるであろう5年後の残債をカバーできる程の額を設定することで考えが落ち着き、結果的には評価額よりも下での契約となりました。

また、地震保険の構造区分は、イ構造(耐火)とロ構造(イ構造以外の構造)があり、イ構造の方が安価になります。
さらにイ構造は、M構造T構造に分かれ、M構造が一番安価になります。

  • M構造:耐火マンション
  • T構造:コンクリート造、鉄骨造、耐火・準耐火建築物、省令準耐火建築物

ちゃんとM構造での契約となることの確認をしました。

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