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トレーリングストップとボリンジャーバンド(その4)


今回検証した中山製鋼所(5408)、ペプチドリーム(4587)に限りませんが、
株式投資では買い時よりも売り時の方が断然難しいです。

8月に参加した角山智氏のセミナーでの話を試した“1割下を逆指値”とするトレーリングストップですが、
利益の最大化には、さほど有効ではなさそうです。

例えば100万円の利益を得るために、10万円×10回トレードをするならこの戦法でもよいと思いますが、
50万円×2回、100万円×1回のトレードでの達成が可能な場面でチャンスを逃す手法とも言えます。

トレーリングストップ自体の魅力は十分感じていますので、そのストップの目安をアレンジして、
“ALL or NOTHING”的に利益の最大化を狙える戦法を試してみます。

具体的には、上値と下値のツイン指値になります。

下値側の逆指値(利確・損切ポイント)は25日移動平均線でいいでしょう。
“NOTHING”と言っても多少の利益は残せます。

難しいのは上値側の利確ポイントですね。
統計的な指標+2σや+3σを持つボリンジャーバンドは有用です。

問題はどれくらいのスパンの標準偏差を用いるのか。

  1. 25日移動平均線の+2σ
  2. 13日移動平均線の+2σ
  3. 25日移動平均線の+3σ
  4. 13日移動平均線の+3σ

このうち、どこに線を引くのか。

2~3あたりを1つの目安にして考えておこうと思っています。

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