融資打診の下準備
今月に入って、近所に支店を持つ金融機関をピックアップし、
所在地や電話番号等の情報を資料にまとめました。
- 信用金庫×6
- 信用組合×3
- 地方銀行×4
- 信託銀行×1
- 政府系機関×2
これらの金融機関に対して順次、問合せフォームやメールから、
“8月に新規の不動産所有法人を設立する予定”と書いた上で、次の質問を投げかけていきます。
質問にあたっては、さっそく先日取得した独自ドメインを使って連絡先としています。
- 個人向けのローン(アパートローン)の取り扱いはあるか
- 法人向けのローン(プロパーローン)の取り扱いはあるか
- 法人向けのローン取り扱いがある場合,新規の法人なので決算書はないが、融資対象として個人の属性と事業性で審査を行ってもらえるか
- 私の個人住所および法人拠点は融資対象のエリアか
都銀は運営ポリシーが私の現状と合い入れないので、当面はリストから除外です。
ノンバンクも調べましたが金利が高くお世話になることもないので、同じく除外です。
融資ポリシーは金融機関によって違いますし、実際に欲しい物件を見つけてから
銀行を探していたのでは、スピード勝負でライバルに勝てるわけがありません。
事前に、どこの銀行なら金利いくらくらいで融資をしてくれそう、
というリストを持っておき、素早く行動できるようにするための準備です。
まだ3つの金融機関にしか打診していませんが、
2つの金融機関からは一両日中にメールで回答がきました。
もう1つの信用金庫からは、先週電話がかかってきました。
「上席に一度会ってくるようにと言われました、3人でお話できませんか?」と。
私の社会人経験から、金にならない仕事に労力を費やす企業があるわけありません。
金融機関にとっては時間の無駄です。
「メールでも書いていますが、個人でも物件を所有しているわけでもありませんし、
法人もまだ立ち上げている段階ではありません。具体的に目をつけている物件もありません。
このような状況ですから、会っても銀行さんにとっては、商売になる状況にはないですよ。」
と伝えてみました。
「それでもよいので、一度お会いできませんか?お店に来ていただくか、ご自宅へ伺ってもかまいません。」
将来の顧客開拓・養成ということか?とも頭をよぎりましたが、
費用対効果的に、そのような不確実なことに積極的になることに、私は懐疑的です。
担当者が入庫して日の浅く、上司が勉強のためにとOJTしたいのか。
それとも本当に新規顧客として、資産状況、資金計画、属性をヒアリングして私への投資判断をしたいのか。
そもそもこのような具体的なプレ商談へ進む予想もしていませんでしたし、
現段階で取り合おうという金庫の対応は奇異に思え、警戒心が生じました。
結局、平日の日中に時間がとれそうな日が当面浮かびませんでしたし、
後日改めてこちらから、行けそうな日時の打診するということで電話を切りました。
尻込みして1週間考えましたが、
- 何の実績もない自分の現況にあっては、貴重な機会である
- 長い付き合いに発展する可能性もある
- 融資ポリシーについて質問したいこともいろいろある
私の品定めであれ何であれ、取り合ってくれようとしているのは奇跡であり、
ビギナーズラックの可能性もあります。
警戒心は生じましたが、相手はまっとうな金融機関です。
顔をつないでおいて損はありません。
そう思って、今朝電話を入れ、近日の訪問アポを取りました。
また一つ、新たな経験をする機会となります。
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