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2013 年 9 月 13 日 のアーカイブ

業績が大幅に見直される銘柄

2013 年 9 月 13 日 コメントはありません

 

定期購読をしている、四季報秋号のCD-ROM版が今日届きました。

定期購読者へは発売日前日に宅送してくれる、これは大きなアドバンテージになります。

さっそく分析しているのですが、

四季報の夏号から比べて今期営業利益が大幅に見直されている銘柄

に注目してみました。

いくつかの銘柄の中でもインパクトがありそうな数値を出しているのが、

  • 中山製鋼所(5408)

以下、比較をしてみます。(単位:百万円)

営業利益予測が12.5倍(280→3,500)
ちなみに来期予測は1.66倍(3,200→5,300)

更に目をひくのが純利益で、-330→68,500へと大きくジャンプアップ。
過去の最高純益が8,159ですから、相当な過去最高益という予測です。

キャッシュフローでは、財務CFがマイナスなのと、投資を抑えている点が目につきますが、営業CF、フリーCFはプラス。

前述の業績数値の変貌の前にあってはさほど支障にはならないCF内容でしょう。

これまで赤字続きで配当も無配。
その過去の赤字をチャラにするまでには至らなそうですが、少なくとも過去2年分の赤字は吹き飛ばしそうです。

リストラ効果と、8月に金融機関が約602億円の債権放棄など短評には「曙光」の文字。

直近の値動きを見てみると・・

今週から出来高を伴って上げてきていますね。

オリンピック招致効果もあるのでしょうが、かなり急激な出来高増具合でちょっと不自然?とも思えてしまいます。

あとは、同じように今期の営業利益が上にずれ、過去最高益を記録する見通しとなる

・ペプチドリーム(4587)
・エスケーエレクトロニクス(6677)
・エンプラス(6961)
・澁谷工業(6340)

も目にとまります。

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