『外国人投資家の特選銘柄ピックアップ』セミナー 参加報告
100ten.schoolの『外国人投資家の特選銘柄ピックアップ』セミナーに参加してきました。
東京証券取引所に占める外国人投資家マネーは、今や3割近い数字で最大株主です。
その外国人マネーをテーマにしていることに興味を持ち、参加してみました。
講師は日本株ファンドマネージャーも経験されてきた河原秀美氏です。
コンセプトは、外国人投資機関がどのような日本株を新たに組み入れているかを大量保有報告書から知り、
買い入れたと思われる時期の株価が現在の株価よりも同等以上なら、買い対象として考える、というもの。
外国の大手投資機関が厳選して組み入れた銘柄なら間違いはないだろうという前提で、中でも中長期保有する機関を狙います。
具体的には、
- フィデリティ・マネジメント&リサーチ
- JPモルガン・アセット・マネジメント
- キャピタル・グループ
- ウエリントン・マネジメント
- ベイリー・ギフォード
などです。
例えば、ベイリー・ギフォードが9/4に大量報告提出したSBIホールディングス(8473)は、
・推定買付日:8/16~8/30
・買付価格レンジ:1,012~1,107円
に対して現在値(9/20終値)が1,338円なので、既に上がっていて妙味薄、という判定になります。
他力本願なスタンスですが、厳しいチェックをクリアしている銘柄でしょうから、1つの手口としては面白いと思いました。
ただ、基本的には小型株や新興株は組み入れられないので対象外になります。
こうやっていろんな人たちの話を聞くと、多種多様なアプローチが発見できて面白いです。
この手法に沿って投資してみようとまでは思いませんでしたが、対象の銘柄たちがどのような動きをするのか、ウオッチはしてみようと思いました。
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