令和6年行政書士試験結果
今さらながら、令和6年度の行政書士試験の結果を振り返ります。
結果は158点(合格は180点以上)で不合格でした。
本業がクソ忙しい中、睡眠時間を削り取り組みましたが、残念な結果に終わりました。
目標 | 結果 | 差 | ||
択一式 | 基礎法学 | 4 | 4 | 0 |
憲法 | 16 | 16 | 0 | |
行政法 | 56 | 56 | 0 | |
民法 | 28 | 16 | ▲ 12 | |
商法・会社法 | 4 | 4 | 0 | |
基礎知識 | 24 | 32 | 8 | |
文章理解 | 12 | 12 | 0 | |
多肢選択 | 16 | 8 | ▲ 8 | |
記述式 | 20 | 10 | ▲ 10 | |
合計 | 180 | 158 | ▲ 22 |
解答順は、模擬試験を通して自分の集中力と、気がダレる時間帯を勘案して、
記述→多肢選択→基礎知識→文章理解→択一(会社法→基礎法学→憲法→行政法→民法)
として臨みました。
民法、多肢選択式、記述式で得点が伸びませんでした。
アンカーに配置した民法で、最後コケて不合格が決定的になりました。
過去の試験(宅建、管理業務主任者)では民法かなり取れたので、悩みながらも取れるだろうという期待は外れました。
行政書士試験の民法は、他資格含め最も難しいと言われますので、しっかり論点と要件・効果を把握しないとダメそうです。
多肢選択式は過去イチ難しいレベルと聞きましたが、試験全体では合格率12.9%ありますから、ここが不出来でも他で取り返す力がないとダメです。
記述式は、知識の定着というか、深さの足りなさを実感します。
・先取特権は出てきたものの、一般債権者より先に押さえるとするところ、第三者より先にと凡ミス、、
・チャンネル事件と分かったものの、訴える相手を国ではなく大臣とする凡ミス、、
・移転登記請求権の代位行使という、所有権を得る手段を妨害排除請求権としてしまう知識不足、、
記述式は特に、本番の現地ではあまり頭が回らなかった感想です。
脳の先端だけで反射的に考えているような感覚ですが、もっと奥に引き込んで考えられるようにならないとですね。
試験時間は3時間ですが、とにかく時間が足りない。
9月、10月に受けた2回の模擬試験を経て何とかスピードアップを試みましたが、結局本番でも時間切れは解消できませんでした。
(実力があれば肢は切れて時間内に収まるらしいですが、そんなの実力が不足しているうちは分かりませんね..)
とはいえ、1月末から学習を開始して何とかポンコツながらも受験できるレベルにまでは急造することができたとは思います。
初年の学習は、のっぺりと知識を全体的に網羅しただけという印象ですし、知識が“点”で散らかっている状態です。
自己採点を終えた昨年11月末には、伊藤塾の上級コースに申し込み、学習は現在も継続中です。
今年は不動産への時間配分を増やしているので、勉強に割く時間はかなり減りましたが、散らかっている知識の集約と、濃淡付けての学習に取り組んでいます。
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