2週間ほど前に、確定申告書の案が黒字であがってきました。
拡大していくために財務面で当面重視していくべきと考えているのは、
- 営業利益をより大きくする
- 自己資本比率をなるべく大きくする
の2点です。
法人所有の物件には売電収入がありますが、これに限らず収入の類は雑収入ではなく、売上に含めてもらうよう依頼します。
ちなみに売電収入の勘定科目はそのままですが「売電収入」で売上計上しています。
また、自己資本比率をなるべく大きく見せるにあたって目がいくのは、数百万円ある役員借入金です。
この役員借入金は、自己資本として見てくれる銀行と、そうでない銀行があると聞きます。
であれば、個人にお金を戻しても無駄遣いする気もありませんし、これを資本(資本金や資本準備金)に振り替えるのもよいと思います。
これについて、会計事務所へ相談してみましたが・・
- 役員借入金を資本金の勘定に振り替える処理は通常行うことはない。
- 資本金の増減が生じる場合は、法人の謄本にて資本金の額が変動する場合等である。
という回答。
資本金は登記事項なのであたり前のことですが、今回は時間がないこともあり、今後検討していきます。
昨年末に登録手続きを進め、先日AFP登録完了セットが届きました。
これでAFP認定のファイナンシャル・プランナーになりました。


2015年7月に2級FP試験に合格し、AFP資格登録期限は今年の3月末でした。
AFP認定の肩書きは、より信頼性が高いFPの証といわれます。
更新には講習会等を通して最新の知識を修得する必要があるので、そういったところが所以でしょう。
私にはあんましAFP登録の必要性を感じませんが、この機を逃すとまた試験に合格しなければならなかったり、面倒になるので手続きしておくことにしました。
前々から予約して楽しみにしていた面談に行ってきました。
しかし、その楽しみは早々に散ることに。
1法人での買い進め方に関する相談をしに行ってきました。
この方は、著書も多数出版しており、宅建業も営んでらっしゃる方です。
ある程度ご本人と話をしたあと、担当者と交替して説明を聞きました。
- 1物件1法人のスキームで消費税還付を受ける
- 銀行向けに価格を操作する
という手法にて物件紹介をするとのこと。
どちらもグレーな手法の併せ技です。
しかし、急激な資産拡大には有効な手法です。
後者はつまりは二重契約であり、先日私が嵌りかけた手法です。
実際に詐欺罪で逮捕者も出ている、グレーというよりも、黒ですね。
これに付随して通帳改竄も行われれば、有印私文書偽造(3月以上5年以下の懲役)です。
これらの手法について、
- どこもやっている手法である
- 有名投資家の方々はこういった手法で成功されている
- 100億円分購入している客もいる
- 都銀から融資を引いている客の金利は0.4%と好条件
などなど紹介してきます。
で、私の場合は、5億円くらいまではすぐに拡大できるとの見立て。
その点は魅力的な数字なのですが。
「銀行も分かってやっているし、融資担当者のノルマクリアと売りたい業者の利害関係が一致している。」
「この手法を暴くと困るのは銀行。一括返済など迫れば自己破産者が多数出て、国の経済が大変なことになる、絶対に表沙汰にはならない。」
と持論を展開してきますが、この手法に乗る気もないので適当に切り上げました。
私の自己資金が弱いためこういった手法を提案してくるわけではありますが、
これが普通なほどこの業界の闇は広がっているのでしょうか。
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