1896年(明治29年)制定の民法。
これまでに、借地借家法や宅建行法などの特別法で補われてきましたが、
2017年5月26日に改正法案が成立し公布されました。
そして改正法は、2020年6月までに施行される予定です。
不動産の取引や契約における改正のポイントに特化した本があったので購入しました。
例えば、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」に変わります。
これまで、瑕疵担保責任を問うには、買い主が無過失責任であることが条件でしたが、それが問われなくなります。
つまり、内覧等で瑕疵に気づいていたとしても、契約後に損害賠償もできる、ということと理解しました。
あと、錯誤における効果が、「無効」から「取消可能」になるとか。
改正法では、要素の錯誤について、動機の錯誤の用件が条文に定められたのだとか。
といっても、実務的にはさほど変わりはないのでしょう。
ただ、資格試験対策などでは、錯誤の効果もそうですが、覚え直さないといけないことがたくさんあるのでしょう。
他にも、売買、賃貸借、請負などについても書かれています。
マンガなので読みやすく、概要を知るには良著だと思います。
引っ越しやら何やらで年明けから忙しくロクに読書も勉強もできていませんでしたが、
新居に越して落ち着いてきた4月中頃から5冊を購入しました。
まずは菅井さんの新刊。
著書4冊目ともなると重複する内容もだいぶ増えてきました。
ただやはり、メガバンク行員時代に培われた銀行目線は参考になります。
続いて猪俣淳さんの書籍の改訂版。
メーカー取り寄せとのことでまだ未着です。
改訂前の版は以前購入した際の投稿しで触れました。
知識を補完・アップデートするために購入です。
続いてファイナンス関連の書籍。
用語解説的な内容で、各項目についてコンパクトに解説されています。
初学者向けの位置づけということで、知識確認をするのにちょうどよい感じです。
もう1冊ファイナンス関連。
身近なファイナンスを題材に論じているようで、面白そうと思い購入しましたが、まだ未着です。
最後に、きのうコンビニでついで買いした雑誌。
個人的には、ちょうど財布を新調したいと思っていたところなので、
株やFX、不動産で億単位稼ぐ投資家の財布の中身を見る企画に興味ありました。
みなさんに共通するのは、長財布ということですね。
金運の上がるお守りを忍ばせている方が多いのも興味深いです。
区分所有法に関する理解し易い本はないかなーと思って、神保町の三省堂へ立ち寄ってみました。
検索機で「区分所有法 まんが」で調べてみたところ、3階に2タイトルあり、
1冊は不動産関連のコーナー、もう1冊は宅建関連のコーナーにあるとのことでした。
まずは不動産関連のコーナーへ。
・・とここで少し驚きました。
9割方不動産投資本ではありませんか!

以前は5階のマネー本などの並びに株とかの書籍と一緒に並んで、
どちらかというと陰な雰囲気の場所に置いてあったと思うのですが、3階へ下りてきて独立したのでしょうか。
なんだか明るい雰囲気です。
不動産投資ブームというか、関連書籍も増えてきて大衆化されてきた感があります。
日銀のマイナス金利政策も追い風で、これからまだまだ盛んになっていくことでしょう。
しかし、その分下地の無い人でもアパートローンを組めるようになるでしょうから、
失敗して大変な目に遭う人も増えてしまうのではないかという懸念もわきます。
銀行にとっては悩ましい時代に突入でしょうか。
日銀へ預けたままでは赤字、銀行間でのお金の貸借も成立しない、企業も設備投資に積極的になれない、
そうなると、リスクが多少高い相手でも貸し出すことになり、数年後、そういった先からの回収が困難になり・・。
市中にお金を流したい意図は解るのですが、とりあえず目先のことだけで、中長期ビジョンは無いように思えます。
黒田バズーカ、将来の国民生活に向けて撃ちませんでしたか?
昨年末から読み始めた「ビリオネア思考」を読み終えました。
著者は自衛隊大家こと佐藤一彦氏。
前著も以前読んでいるので、佐藤さんの本は2冊を読んだことになります。
前著の頃とは異なり、今やビリオネアクラブを主宰し、不動産投資以外でも活動を拡げられています。
今回の本は、46の項目を立てて“働かずに稼ぐ人の思考”を論じておられます。
1つ1つの項目は単的でシンプル、伝わってきやすく理解もしやすい構成です。
その内容自体は、私の中では今ではほぼ常識的な考え方と言えますが、まだ不動産投資も知らない、
そもそもお金のリテラシーも低かった4年程前の自分からすると、にわかには染み入ってこないものだったかも知れません。
そういった意味では、私も“ビリオネア思考”になってきているのかなと思えます。
46項目の中には、自分にとって新しい考え方で、意識してみたいものもいくつかありました。
資格勉強がひと段落したので、久しぶりに不動産投資の書籍を読んでいます。
以前からメルマガ登録している小林大貴氏の著書です。
まだ半分ほどしか読んでいませんが、全体的には初心者向けの内容です。
視点を投資家側ではなく、不動産業者や銀行側に置いているところが特徴でしょう。
私も20年程前は、宝石を販売する仕事をしていたので売る側の心理は分かります。
給料を払っている会社にとって、売ってこそ「私」の存在価値があるわけですから、
その価値を認めてもらうよう必至です。
甘い言葉を使ったり、不器用そうな人柄に見せ信用してもらったりetc..
生きていくための必要悪であり、最終的には信用する方が悪いと思うようになります。
あくまでも売り手・買い手の話でいうと、
世の中にいい人なんていません。
・・少し言い過ぎました。
世の中にいい人なんてほとんどいません。
その“いい人”は、会社事情や自己都合をさしおいても、お客さんのためを思って尽くす人。
もちろん、反対に会社にとっては“いい人”とはなりえなかったりします。
10人に1人もいればいいところでしょう。
必要なのは、9人の悪にひっかからないこと。
この書籍は、そんな悪が仕掛けてくるあんなワナこんなワナについて55項目に渡って書かれています。
もちろん初心者にとって、ここで書かれている相手方の具体的な手法を知っておくことも良いことだと思います。
あらかじめ対策を考えておけますから。
でもいちばん大切なことは、自らが主体的に勉強し、知識・経験を肥やしていくことです。
人任せや無知では、長く不動産賃貸業で生き残っていくことはまず厳しいでしょう。
が本日出版され、予約購入していたAmazonから届きました。
楽しみにしていた本ですので、また今回も数時間で読み終えました。
菅井さんに関連しては、一昨年の全国賃貸住宅フェアでのセミナー参加で出会ったのを皮切りに、
去年6月の「お金が貯まるのは、どっち!?」
今年4月の「家族のお金が増えるのは、どっち!?」
の購読をしてきました。
今回の新刊は、これまでの2冊と違い、どっちがより有益かという結論と根拠だけでなく、より泥臭いと言いますか、銀行マン時代の成功、失敗、苦労といったことを窺い知ることができ、エリートではあったけど決してスマートな人生ではなかったことが分かります。
色々な人たちとの出会い、それによって自分が大事にするようになったこと、そういったエッセンス、教訓といいますか、読者へ伝えたいことがたくさん盛り込まれています。
菅井さんに関連しては、去年9月にはファイナンシャルアカデミーの講座「ファイナンス戦略ゼミ」で銀行目線、融資戦略を勉強させていただきました。
受講料(2時間×全4回)は60,000円(税別)で一見すると安価ではありませんが、
内容と費用対効果を考えると、大変価値あるものでした。
その4ヶ月後には、期せずして訪れたアパート1棟購入について、実際に銀行融資担当者から面談を受けることになったのですが、聞かれることはほぼ全てファイナンス戦略ゼミで学んだことばかりでした。
それほどまでにフォーカスがしっかりしている講座でした。
銀行が私という自分と事業について知りたいことは何か、これを事前に把握して回答を準備しておけたことはとても重要なことであり、気持ち的な余裕・安定にもつながりました。
また、銀行に好かれる体質になれるよう、常日頃から具体的に意識して行動できるようになりました。
私は常々、不動産投資においては自分の中に3つの目線を持つことが大事だと考えています。
これらの目線を得るためには、それぞれの立場での知識を修得する必要があり、そのためにスクールに通ったり、セミナーに参加したり、書籍を読みあさったり、資格を取得したりしています。
これら個々のレベルを最大化・融合させていき、芯のある強い不動産投資家、経営者を目指します。
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