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2014 年 11 月 のアーカイブ

再び、建玉ポジション解消

2014 年 11 月 30 日 コメントはありません

28日(金)に、手持ちの銘柄をまた全て手仕舞いました。

■アオイ電子(6832)
5,220円 → 5,870円

■ダイセル(4202)
1,313円 → 1,369円

■シマノ(7309)
15,150円 → 16,020円

■日空ビル(9706)
4,460円 → 4,700円
4,550円 → 4,700円

為替から見ても、まだ上昇しそうな感じもするのですが、
そろそろ調整の局面に入ってもおかしくない場面ですし、
ヘッジファンドの売りも想定されますし、ということで一時退避です。

特に12月上旬は、過去に下落する場面を何度か見ているので、
欲をかかず、12日のメジャーSQ前後まで様子見を決めました。

休むも相場です。

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7~9月GDP速報値▲0.4%

2014 年 11 月 20 日 コメントはありません

17日(月)の朝に7~9月GDP速報値が発表されましたね。

年率換算では▲1.6%

内閣府HPでPDF資料を見たのですが、驚きの数値で、何か違う資料を見たのかと思うほどでした。

プラスではなく、まさかマイナスとは・・

好調だった設備投資もマイナスだったのも意外でした。

前の週、安倍首相の顔色が思わしくなかったのも頷けます。

ただ、マーケットは先週SQ前でも強く、こちらも予想外の動きだったのですが、
これまでの常識的な値動きとはまた別次元の動きと判断し、木曜日に再度

  • 6832 アオイ電子
  • 4202 ダイセル
  • 9706 日空ビル
  • 7309 シマノ

へ買いから入りました。

その時すでに、衆院解散か?と報道されていましたが、国債が売られ、円安が進み、日本株は上がり、な状況でしたので、
消費税増税するかしないか、どちらに転んでも日本株は上がりそう、と思えたのも、SQ日前に動いた動機です。

結果的に、11/4の手仕舞い価格よりも全て安く買い直すことができました。

そして18日に消費税10%への増税見送りを発表。

21日に衆院解散に踏み切る見通しのようですが、今後のマーケットはどう動くでしょうか。

首相は、「国民に信を問う」として解散総選挙と言っていますが、自民党が勝てば「2017年4月に増税を必ずやる」と言いました。

現況から見て、自民党が負けることは想像しづらいです。

それを踏まえてのこの言葉はポイントで、海外投資家からの評価はあったのではないでしょうか。

だって、やるのかやらないのか分からないのではなく、「必ずやる」と言い切ったのですから、
失望だけではなく、近未来への希望も与えてたのではないでしょうか。

加えて、当面は強い米国経済と強いドルと円安傾向は続くことでしょう。

増税までの期間における日銀の更なる大胆な金融緩和も連想するわけです。

中長期的に見て、日本株が下がるようには今のところ思えませんが・・

さて、どうなることでしょうか。

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「ファイナンス戦略ゼミ」学習経過

2014 年 11 月 5 日 コメントはありません

9月4日、11日、18日、25日の全4回で行われた、
ファイナンシャルアカデミーの不動産投資の学校の中級講座「ファイナンス戦略ゼミ」ですが、
宅建試験の勉強にしばし注力していたので、通学しませんでした。

その試験を終え、時間ができたのでオンデマンド配信での学習をしています。

銀行内部からの目線で、しかももう退職して利害関係なく本音で語られる言葉を
聞く機会はあまりないので、私にとってはとても新鮮です。

通常の不動産投資の学校や各種セミナー、書籍などからは投資家目線で、
そしてこのファイナンス戦略ゼミでは、銀行目線で、
内外両眼で“融資”を見つめることができ、とても有意義です。

まだ第2回(9/11の講義)の途中ですが、銀行内部の構造や、
支店長がどういったルートでポストについている場合に稟議が通りやすいかなど、
内から目線でないと分からないポイントについて触れられており、興味深く学習しているところです。

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建玉ポジションALL解消

2014 年 11 月 4 日 コメントはありません

今朝9時半までの間に、

  • 6832 アオイ電子
  • 4202 ダイセル
  • 9706 日空ビル
  • 7309 シマノ

全て手仕舞いました。

今年初めてのノーポジションです。

この何にも捕らわれていないような素軽い感覚、久しぶりです。

黒田バズーカ2の炸裂で、円安は一気に114円台にまで進み、
日経平均は今日一時17,000円台に突入しました。

ニュースでは連日の射幸心を煽る報道です。

さて、ここで乗り遅れまいと飛びつくのは誰でしょう?

以下は私の勝手な邪推で妄想です。。どうぞ笑い飛ばしてやってください。。

来週末は、前回の投稿でも触れたSQ、ヘッジファンドの45日ルールが重なります。

売りが出やすく、株価の下落を招きやすい時期とも言われます。

消費税増税の判断を前に、この時期の下落を阻止し、世論を増税もやむなしの方向へ誘導したい日本政府。

このタイミングでの株価下落は何としても避けたい政府は、動向を静観するのではなく、市場へ攻撃を仕掛けました。

これが10/31の黒田バズーカ2です。

この金融緩和策に市場は驚き、株価は大きく跳ね上がりました。

マスコミも連日の過熱報道です。

この報道に乗せられ、個人マネーが大量に流れ込みます。
この中には、1月の新興国ショックや4~5月の株安で痛い目に遭ったNISA素人組も多分に含まれます。

政府には、この個人・素人マネーにも徒党を組んで株価の下支えをして欲しいという思惑もあるでしょう。

一方、ヘッジファンドや機関は前述のSQ、45日ルールにより売ってきます。
彼らにとって、この個人マネー流入は株高を招き、歓迎でしょう。

一気に売ると、そのマネー流入は止まりかねませんから、今日あたりからジリジリと売ってくるのではないでしょうか。
ただ、最後は一気の売りで値を下げさせておいて、逆にその後買いやすくしてくることが考えられます。

個人・素人マネーは来週あたりから力尽きはじめ、週末を迎えます。
政府的にはここをどう迎えるかが1つのターニングポイント。
ここまで頑張ってくれた個人マネーを無言で労います。

ニュースでは「高値警戒感から売られた」などのコメントが見られるでしょう。

そしてSQと45日ルールを越え、17日(月)を迎えると、8時50分に内閣府から7-9月期のGDP速報が発表されます。

この速報値を消費税増税の判断のポイントにするよ、と言っている政府は、現在はマスコミやテレビを通して国民にそのメッセージをうまく刷り込ませる段階に入っています。
併せて、市場関係者の予測として「1~2%台だろう」という見方が強いというメッセージも広めています。

そこへ速報値が3%台で発表されます。

株価は一転、主に外国からのあらゆるマネーを呼び込み再上昇を始めるのではないでしょうか。

そして12月、安倍首相は消費税を10%に増税することを決断し発表へ・・

はい、また政治経済妄想をしてしまいました。。

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追加の金融緩和決定

2014 年 11 月 1 日 コメントはありません

やっちゃってくれました、追加の金融緩和。

11/18(火)からの金融政策決定会合では、消費税10%への増税に合わせた何かしらの追加金融緩和が出るだろう
と想定はしていましたが、このタイミングはあまり考えていませんでした。

11月初中旬の株価下落リスクについてきのうの投稿で触れましたが、
これに受動的にではなく、能動的に先制パンチを見舞う戦法に出たのでしょう。

おかげで株式資産は1日で40%も上昇してくれました。

ありがたい話なのですが、その追加緩和の内容は、

長期国債などを購入し、1年間に市場に流すお金の量を現在の約60兆~70兆円から約80兆円に増やす、というもの。

更にお金ジャブジャブです。

円の価値は下がり、円安が更に進行します。

マーケットでは、日本株は上昇します。

これって、いいことですか?

物価はどんどん上昇します。

消費税も10%に上昇します。

それなのに、

私たちの給料は増えますか?

生活は豊かになりますか?

お金はどこに消えているのでしょう?

答えは言わずもがなですが、そうこう考えていると、今後の生活と日本の将来が怖くなってきます

11月の金融政策決定会合では、その時のマーケット状況にもよりますが、
あまりモタついているようなら、トドメの金融緩和もあるかもしれません。

政府は、日本経済上げ潮ムードを演出し、増税発表という12月のゴールに突き進んでいきます。

これは去年4月の黒田総裁バズーカを号砲に始まった短距離レースです。

本当のレースは、日本の経済、将来をかけた長距離レースのはずです。

果たして日本はそのレースに勝ち残れるのか。

率直なところ、不安です。

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