アパート決済
先日、ようやくアパートの決済を終え、
自分としては初の一棟物を手にするに至りました。
12月末:重要事項説明・購入契約
1月末:金証契約
2月末:決済
というスローな展開でしたが、私の仕事の都合で、
待っていただいた関係各位には大変感謝です。
前回区分マンションを購入した時のような
1日で重説から決済まで全てを行うということはなかったので、
フローとしてはオーソドックスであったと思います。
振りかえってみて、当初本気で買う気が無かったことも、
強気に出れて良かった点だったと思えます。
値引きをしたうえで、塗装がはがれている箇所等を指摘し、
外観の補修も売主負担で要求しました。
物件そのものはシミュレーションで良い数値を出していましたが、
不動産よりも株で大きな利回りを得る自信があったこともあります。
その後、融資審査を通過して
- 融資金額:購入価格の95%
- 返済期間:23年
- 金 利:2.2%
の条件で融資を受けられることになったのですが、
連帯保証人も共担も無しでのこの条件は、現時点の私には出来過ぎかなと思います。
確かに属性は良い部類だとは思いますが、
大した実績も無いのに評価していただけたことは大変ありがたいことです。
銀行担当者との面談を振り返ってみて、属性以外でアピールできたと思う点を回顧してみます。
- 既存の家賃収入に手を付けていないこと
区分マンションからの家賃収入口座に一切手を付けていないことは、
やはりそれに頼らずともお金を回せているという無言のアピールになったと思います。
- 必要書類発生時の迅速な対応
源泉徴収票や納税証明書など、担当者の要求や疑問には即座に対応し、打てば響く姿勢をアピールしました。
また、書類取り寄せ中の経過もメールで報告し、状況が分かるようケアしました。
- 取引銀行の格
1件目の物件の融資を引いている地銀がさほど不動産投資に積極的ではない銀行であり、しかも飛び込みで融資に至っている点に少し驚かれていました。
銀行は横並び意識があり、融資している銀行の格をやはり気にされるのでしょう。
1件目の時、少しでも格上の銀行をとあちこち打診しまくって良かったです。
- 毎月一定額を貯蓄に回していること
財形貯蓄、貯蓄預金、積立投資と組み合わせながら、
まさにこういった時のために数年前からコツコツと愚直な姿勢を作ってきました。
積立投資はアクティブではなく、保守的なノーロード・インデックス型でポートフォリオを組んでいる点も安心感を持たれたかな?と思います。
- 将来債権の把握
将来定年まで働いてもらえる退職金の金額を把握している点も好印象だったと思います。
問題は金額ではなく、お金について頓着しているかどうかを見られます。
反対に、マイナス要素になったなと思う点は・・
- 株式投資
課税証明書に損益が出ているので仕方ないのですが、やはりヤマっ気がある人だと思われ、警戒されます。
- 個人信用情報上のカードローン履歴
審査の過程で、カードローンの履歴があるとのことで問合せがありました。
自分でもCICに信用情報請求(インターネット開示)をし、数年間に全て解約している(終了状況欄:完了)ことを伝えました。
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