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‘法人設立・運営’ カテゴリーのアーカイブ

融資打診の下準備

2013 年 4 月 16 日 コメントはありません

今月に入って、近所に支店を持つ金融機関をピックアップし、
所在地や電話番号等の情報を資料にまとめました。

  • 信用金庫×6
  • 信用組合×3
  • 地方銀行×4
  • 信託銀行×1
  • 政府系機関×2

これらの金融機関に対して順次、問合せフォームやメールから、
“8月に新規の不動産所有法人を設立する予定”と書いた上で、次の質問を投げかけていきます。
質問にあたっては、さっそく先日取得した独自ドメインを使って連絡先としています。

  • 個人向けのローン(アパートローン)の取り扱いはあるか
  • 法人向けのローン(プロパーローン)の取り扱いはあるか
  • 法人向けのローン取り扱いがある場合,新規の法人なので決算書はないが、融資対象として個人の属性と事業性で審査を行ってもらえるか
  • 私の個人住所および法人拠点は融資対象のエリアか

都銀は運営ポリシーが私の現状と合い入れないので、当面はリストから除外です。
ノンバンクも調べましたが金利が高くお世話になることもないので、同じく除外です。

融資ポリシーは金融機関によって違いますし、実際に欲しい物件を見つけてから
銀行を探していたのでは、スピード勝負でライバルに勝てるわけがありません。

事前に、どこの銀行なら金利いくらくらいで融資をしてくれそう、
というリストを持っておき、素早く行動できるようにするための準備です。

まだ3つの金融機関にしか打診していませんが、
2つの金融機関からは一両日中にメールで回答がきました。

もう1つの信用金庫からは、先週電話がかかってきました。

「上席に一度会ってくるようにと言われました、3人でお話できませんか?」と。

私の社会人経験から、金にならない仕事に労力を費やす企業があるわけありません
金融機関にとっては時間の無駄です。

「メールでも書いていますが、個人でも物件を所有しているわけでもありませんし、
法人もまだ立ち上げている段階ではありません。具体的に目をつけている物件もありません。
このような状況ですから、会っても銀行さんにとっては、商売になる状況にはないですよ。」

と伝えてみました。

「それでもよいので、一度お会いできませんか?お店に来ていただくか、ご自宅へ伺ってもかまいません。」

将来の顧客開拓・養成ということか?とも頭をよぎりましたが、
費用対効果的に、そのような不確実なことに積極的になることに、私は懐疑的です。

担当者が入庫して日の浅く、上司が勉強のためにとOJTしたいのか。
それとも本当に新規顧客として、資産状況、資金計画、属性をヒアリングして私への投資判断をしたいのか。

そもそもこのような具体的なプレ商談へ進む予想もしていませんでしたし、
現段階で取り合おうという金庫の対応は奇異に思え、警戒心が生じました。

結局、平日の日中に時間がとれそうな日が当面浮かびませんでしたし、
後日改めてこちらから、行けそうな日時の打診するということで電話を切りました。

尻込みして1週間考えましたが、

  • 何の実績もない自分の現況にあっては、貴重な機会である
  • 長い付き合いに発展する可能性もある
  • 融資ポリシーについて質問したいこともいろいろある

私の品定めであれ何であれ、取り合ってくれようとしているのは奇跡であり、
ビギナーズラックの可能性もあります。

警戒心は生じましたが、相手はまっとうな金融機関です。
顔をつないでおいて損はありません。

そう思って、今朝電話を入れ、近日の訪問アポを取りました。

また一つ、新たな経験をする機会となります。

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ドメイン取得

2013 年 4 月 10 日 コメントはありません

銀行への融資問合せや不動産屋へのメール連絡、名刺への記載のことなどを考えて、それ用にドメインを取得しました。

もちろん、法人化する際の商号と関連させたドメイン名にしました。

基本ですが、WHOISへ私の個人情報を晒すのは嫌なので、
各種情報(登録者情報、管理者情報、技術者情報、請求先情報)
を代理で登録してくれるムームードメインにて取得しました。

ドメイン取得費950円、レンタルサーバは年間2,835円で、合計3,785円。

活動の幅が広がりそうです。

  • eFAXの受信メアドをこの独自ドメインのものに変更
  • 独自ドメインメアドに来たメールは、普段使っているPC用メアドと携帯へ転送

の設定をしておきました。

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印鑑登録してきました

2013 年 4 月 8 日 コメントはありません

時間があったので、印鑑登録をしに区民事務所へ行ってきました。

これまで登録していた三文判を廃止し、新規で先月購入した実印を登録してきました。

そして証明書を1通取得。

印影を見ると、やはり篆書体は風格が感じられ、かっこいいです。

法人設立には印鑑登録証明書が2通必要ですが、3ヶ月以内の発行でないとダメです。

8月の法人設立の可能性から考えて、本当は5月に入ってから取得をと考えていたんですが、

定款の出資者の項目に印鑑登録証明書の住所を正確に書く必要があり、早めに把握しておきたくて手続きしてきました。

また1歩、前に進んだ感じです。

次は、法人印とゴム印作成、名刺作成と先にやれるものは進めていこうと思います。

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実印作成

2013 年 3 月 27 日 コメントはありません

会社設立に向け、まずは個人の実印を作成しました。

素材や書体など、種類が豊富でどれがよいのかいろいろと勉強し、

  • チタン素材
  • あたりがあること
  • 16.5mm
  • 篆書体

と条件を決め、ハンコワークスさんに発注しました。

 20130327-1

チタンは最近では高級素材の部類に入るようで、メンテナンスも象牙や水牛に比べると気にする度合いも低いので選択しました。

あたりは、やはりどこが上側かの目印が欲しいので、ステンレス球付きのものにしました。

書体については、篆書体と印相体で最後まで迷いましたが、歴史ある篆書体に決定。
ちなみに、印影イメージ確認サービス(525円)を付けたので、印影を見比べることができました。

ケースも一緒に購入し、トータル13,505円(送料込み)でした。

 20130327-2

銀行印、認印もセットの商品もあり、一緒に揃えようか迷いましたが・・今持っている三文判で十分と思い、見送りました。

実はこの三文判が、印鑑登録している印鑑なんです。

それでこれまで不自由してこなかったし、偽造されたところで具体的なリスクも考えられなかったのでそれで十分だったんですが、会社設立を機にちゃんとした実印を作ろう、と思った次第です。もういい大人ですしね。

今後はこの実印を印鑑登録し、印鑑証明書を2通取得する必要がありますが、登記手続き時より前3ヶ月以内じゃないとダメなので、設立(2013年8月1日予定)から逆算し、5月以降に行うつもりです。

会社名も決めていますので、先に会社印を作ろうかと思っています。

ゴム印、名刺の作成は、印鑑証明の住所を正確に把握してからのつもりです。

あとは不動産投資をどうススメていくか戦略を練り、法人が初年度赤字にならない勝算がたつ場合には設立を実行しようと考えています。

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金持ち父さん貧乏父さん

2013 年 1 月 31 日 コメントはありません

いまさらながら、「金持ち父さん貧乏父さん」を読みはじめました。

不動産投資家の話を聞いていると、よくこの本の話が出てきます。

すでに、自分はこの本を読んで影響を受けた人たちの話を聞いていると思うので、特には改まって読まなくてもよいかなという思いもありましたが、やはりこれだけ世界で影響を与え続けている本を目にしないのもなんだなと思い、購入に至りました。

まだ3日間で半分ほどしか読んでいません。今のところは新たに沁み入る話しはありませんが、この本を読んで成長された人たちの元がここにあるんだな、とところどころで思います。

前半部分はお金の知性、教養に関する話が多く、このあたりは泉正人さんの本やファイナンシャルアカデミーの「お金の教養講座」ですでに感化されている部分です。

また、お金がなくなる恐怖心から働き続ける(そしてそれは他の誰かを儲からせるために..)というあたりでは、「お金は要りませんから雇ってください!」と14年前に転職活動でソフトウェア開発会社の面接を受けた頃を懐かしく思い出しました。  たぶんあの時は、お金よりも情熱がはるかに勝り、自分が自分に突き動かされていたんだと思います。

ここにいてもその会社だけでしか通用しないものしか身につかない、覚えさえすれば誰でもできる、そんな仕事を続けていくことに疑問を持っていたのと、他企業や世界にも通用するスキルを身につけていきたいと漠然と思っていたこと、そこへコンピュータに魅力を感じたこと、デジタル化の流れのタイミングが合ったこと、たとえ失敗しても後悔しないと思えて飛び出しました。

大学を出て、一部上場企業へ就職したのに、自ら辞め、年齢も学歴も重要ではない実力次第の世界へ飛び出すことをドロップアウトと自嘲しましたが、清々しい気持ちと、不安・期待が入り混じった複雑な感情の中を過ごしたことを憶えています。

飛び出してはみたものの、専門商社の営業職から未経験のプログラマーへの転身を目指すわけですから、すんなりとはいきません。

  • 修行する場を与えてくれるならお金なんか要らない!
  • 才能ある俺を採用しないなんて、見る目がないからこっちから願い下げだ!
  • 俺を採用しない会社は余裕がない会社だから、早晩潰れるに違いない!
  • 落ち込んでる場合じゃない、100社受けて1社に認められればいいんだ!

当時は1999年で、ちょうどデジタル化の波が押し寄せてきたあたり。  これからはデジタルの時代だと思い、システムを作りあげるパソコンに無限の力、宇宙を感じていました(笑)

「お金は要らない」「パソコンに宇宙に通ずるものを感じる」と面接で語る野郎が印象に残ったのか、結果は10数社への応募で、3社から採用をもらえ、プログラマーになる夢を叶えました。

たぶん、この頃が私にとって「人生につつき回されていた頃」なんだと、今この本を読むと思えます。

あれから、会計に興味を持ち明治大学の社会人講座(リバティーアカデミー)の「財務諸表の読み方」へ通ったり、100ten.schoolの株式投資講座を受講したり、ファイナンスへ興味を持ってオントラック社「ファイナンス基礎講座」へ行ってみたり、と少しずつ見識を広げていった今だからこそ、この本の内容を理解しながら読み進めていけているのかな、と思ったりもします。

そして今、ファイナンシャルアカデミー「不動産投資の学校」を受講しています。
そして投資だけでなく、税金や会社設立のメリットについても考えるようになっています。

少なくとも、発刊当初の2000年では、興味もなければ内容もチンプンカンプンだったでしょうね。  お金に働いてもらうなんて考えはもとより、資産と負債の違いも理解できなかったかもしれません。

読みたくなったり何かをしたくなった時が、何事も適齢期ということなんでしょうかね。