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‘株式投資’ カテゴリーのアーカイブ

6月トレード回顧

2016 年 6 月 29 日 コメントはありません

何とかプラ転して今月を終えることができます。

しかし、経済イベントにおいてはことごとく予想がハズレた月でした。

先月末から仕込んだ、

  • トレックス・セミコンダクター(6616)

で1,263円→1,453円としっかり利益確定させたあとが苦労しました。

  • ミクシィ(2121)

も同じく先月末に4,085円で仕込んでいましたが、楽観的に米国FRBを迎えたものの予想外の利上げ見送り。

さらに翌日はこれまた予想に反して日銀金融緩和なし。

少なくともどっちか1つは実施されるだろうと思っていましたが・・

結果ミクシィも下落し、その後持ち直したところ4,270円で利確させました。

米国利上げ+日銀金融緩和のコラボ確率が高いと予想していたので、

  • 日経平均レバレッジ上場投信(1570)

にも手を出していましたが、不発で半分を約10万円で損切り。

英国のEU離脱国民投票のニュースが出ている中、軽く見ていて再度、

  • トレックス・セミコンダクター(6616)

に入っていましたが、開票当日、前場でEU残留は怪しい雲行きと見て、
先の日経平均レバレッジ上場投信(1570)半分残していたものとあわせて投げ売り。。

約40万円の損切りとなりましたが、EU離脱確定後の大暴落が恐ろしく逃げました。

代わって、

  • 日経ダブルインバース(1357)

購入に打ってでて、何とか損失分を取り戻し、現在はノーポジションです。

株式投資は、不動産投資と違って目まぐるしいですね。。

そう実感する1ヶ月でした。

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ミクシィ(2121)、トレックス(6616)

2016 年 6 月 3 日 コメントはありません

ゴールデンウィーク明けに、日経ダブルインバース(1357)で利確したあとは、

  • ミクシィ(2121)
  • トレックス・セミコンダクター(6616)

に買いから入っています。

SQ前後までは今年もセルインメイが当然に起こると思っていたのですが、
今年は4月末に大幅下落がありましたし、円高の割に日本企業の決算も思いのほか良かった、
ということで、今年はセルインメイは起きないと思い、買い向かいました。

5月末にかけては日経上昇しましたが、6月1日、2日と大幅下落。

幸いミクシィは逆行高、・セミコンダクターも踏みとどまってくれています。

20160603

この日経平均の大幅下落・・これは振るい落としでしょうか??

私は、

  • 6/15(日本時間6/16 午前3時)米FOMCで利上げ発表
  • 6/16 日本政策決定会合で金融政策発表

で、18,000円超えがあると予想しています。

米国は大統領選からまだ期間のある6月に1度利上げを断行しドル高に振れるでしょう。
国内では7月参院選に向け、金融政策の矢を放ってくるでしょう。

はい、また政治経済妄想です。

そこに向かって株価に織り込まれて行くのか、市場の想定を上回る矢が放たれ爆上げを呼ぶか、その逆で失望売りか。

日経平均レバレッジ上場投信(1570)に手を出しながら、妄想を楽しみたいと思います。

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購入書籍(4月)

2016 年 5 月 1 日 コメントはありません

引っ越しやら何やらで年明けから忙しくロクに読書も勉強もできていませんでしたが、
新居に越して落ち着いてきた4月中頃から5冊を購入しました。

まずは菅井さんの新刊。
著書4冊目ともなると重複する内容もだいぶ増えてきました。
ただやはり、メガバンク行員時代に培われた銀行目線は参考になります

続いて猪俣淳さんの書籍の改訂版。
メーカー取り寄せとのことでまだ未着です。
改訂前の版は以前購入した際の投稿しで触れました。
知識を補完・アップデートするために購入です。

続いてファイナンス関連の書籍。
用語解説的な内容で、各項目についてコンパクトに解説されています。
初学者向けの位置づけということで、知識確認をするのにちょうどよい感じです。

もう1冊ファイナンス関連。
身近なファイナンスを題材に論じているようで、面白そうと思い購入しましたが、まだ未着です。

最後に、きのうコンビニでついで買いした雑誌。
個人的には、ちょうど財布を新調したいと思っていたところなので、
株やFX、不動産で億単位稼ぐ投資家の財布の中身を見る企画に興味ありました。
みなさんに共通するのは、長財布ということですね。
金運の上がるお守りを忍ばせている方が多いのも興味深いです。

金融政策 現状維持

2016 年 4 月 28 日 コメントはありません

日経平均株価、前場は上げ基調だったものの、後場に入り急落。

昼に金融政策決定会合で「金融政策現状維持」の報が入り、市場は反応。

機関の資金引き揚げ、素人のパニック売り、ゴールデンウィーク直前というタイミングもあり、
総じて売りの大波が来ると判断し、買っていた下記銘柄すべてを投げ売りました。

  • ヤマト(1967)
  • きんでん(1944)
  • 相鉄HD(9003)
  • 新日鉄住金ソリューションズ(2327)

少し手痛かったですが、流れには抗わず潔く撤退です。

14時半以降にヨーロッパ市場が開くとさらに売りが加速すると思ったのも投げ売り決断の要因です。

代わって買ったのは、日経ダブルインバース(1357)

日経平均株価が下がれば株価が上がるETFです。

20160428

慌てて乗り換え指示を出したので注文が散発、取引区分も半年、無期と入り乱れています。

含み益ではありますが、おかげで投げ売った損を和らげることができました。

日経平均はしばらくは上がる要因が思い当たらず、下値を探る展開に入っていくのでしょうか。

以前、通称黒田バズーカが炸裂した際に投稿しましたが、それまでデフレターゲット政策ばかりだった日本でインフレターゲットへの転換は思い切ったものです。

そこに踏み切ったアベノミクスの行く末を興味深く、そして期待を持って見てきました。

これでダメなら日本は終わりだろう、と思えました。

あれから3年が経ち、その結末がだいぶ見えてきたかに思える現在は、哀愁が漂います。

3年前の政策は概ね間違っていなかったと思えます。

誤算だったのは市中銀行の行動なのではないでしょうか。

マネタリーベースが2倍になったはずなのに、銀行が国債を買うなど運用して市場にお金が回ってきません。

マイナス金利になると、法人・個人へ融資しお金が流れるだろうという日銀の思いとは裏腹に、
お金を預けて運用を依頼するお客へ、手数料と称してマイナス金利分を負担させる市中銀行もあるようです。

貯蓄性のある終身生命保険なども取扱いが減っているようです。

企業の最大の目標は“存続”ですし、顧客の資産や社員を守らなければならないので、
実に保身的な活動だとは思いますが、金融企業側の考えも理解できます。

でも、今後の日本とか、我々の子、孫世代のこととか、もっと大きな枠で考えるべきで、
ミクロな視点に捉われ過ぎずに、日本一丸となって危機を認識し経済政策を推し進めるべきで、
やはりそこには銀行の協力は必要不可欠なんだと思います。

なので政府、日銀は、そういった機関へ協力してもらえるような、
税制面での優遇など、銀行側へもメリットのある政策で協力を請うていく必要があるのではないでしょうか。

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アマノ(6436)他

2016 年 4 月 25 日 コメントはありません

決算対応初戦を終えました。

四季報分析から好決算を発表するであろう銘柄に目をつけておき、

発表前日に買い、発表当日大引けに売る。

それだけ。非常にシンプルです。

長中期に仕込んで大ホームランを狙う手法ではありませんが、
確率という点では、これに勝る勝率はないのではないでしょうか。

短期保有ということになるので、地政学的リスク等に巻き込まれるリスクも低くなるという安心感もあります。

銘柄選定スキルがいくら優れていても、そしてファンダメンタルズがいくら良い銘柄でも、下がるものは下がります。

なぜなら、株価を形成する要素に需給があるから。

この需給とファンダメンタルズが織り成す株価の方向性が一致するのが、好決算発表直前ということになります。

こっちの方が自分に合っているのかなーと思っていたので、試してみることにしました。

21日(木)にヨンドシーホールディングス(8008)を利確しておいた資金が元手です。

初戦はアマノ(6436)

22日(金)は軟調な値動きで、1780円台で購入。

週明けの今日は引成で売り注文を入れておきました。
結果、1816円で売却成立。

派手さはありませんが、1営業日で+30数円の値幅ゲットです。

日経平均-133.19円の中、なかなかの粘り強さだったと思います。
やはり、好決算発表への期待による底支えがあったものと推察されます。

大引け後の決算発表は、想定されている以上には良いものではなさそうでした。
通期で経常減益予想という点がマイナス視されそうです。

織り込み済み~それ以下と解され、明日は下落に転じるのではないでしょうか。

その明日は、

  • 花王(4452)
  • 日立ハイテクノ(8036)

に入る予定です。

両社の決算発表日4/27(水)大引け間際に売り、同日はさらに下記へ買い移るつもりです。

  • ヤマト(1967)
  • きんでん(1944)
  • 相鉄HLD(9003)
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決算発表対応

2016 年 4 月 21 日 コメントはありません

四季報分析で決算を注目している企業の発表が、明日から続きます。

  • 発表の前営業日に買い、期待感から値を上げた発表当日大引けに利確する。
  • 翌日からは、好決算であっても既に株価織り込み済みということで下落する。

という楽観的なシナリオのもと、動いてみようと思います。

ヨンドシーホールディングス(8008)みたいにサプライズ決算となり、
翌日大幅高というケースもありえますが、確率は低いものでしょう。

注目銘柄の決算発表日は↓

  • 4/25(月)6436 アマノ
  • 4/27(水)4452 花王
  • 4/27(水)8036 日立ハイテクノ
  • 4/28(木)1967 ヤマト
  • 4/28(木)1944 きんでん
  • 4/28(木)9003 相鉄HLD

先陣を切っては明日アマノ(6436)に乗ろうと考えています。

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ヨンドシーホールディングス(8008)

2016 年 4 月 14 日 コメントはありません

以前投稿していた日経ダブルインバース(1357)は既に手仕舞っており、先月発売の四季報夏号を分析のうえ購入タイミングを見計らっていた
ヨンドシーホールディングス(8008)の決算発表(4月11日)に合わせて先週末から買いで入りました。

以下、数字の単位は百万円です。

当期営業利益予想:5,800[四季報新春号]→6,000[四季報夏号]
来期営業利益予想:6,100[四季報新春号]→6,500[四季報夏号]

これまでも営業利益実績は、前々期:4,906、前期:5,467と順調に推移しています。

純利益については、過去最高3,642に対して当期予想は4,100と最高益更新の見通し。

配当も前々期30円→前期32円→当期40円と増配傾向。

PERは15倍程度で割安感あり、ROEは6.97→7.47→8.1と成長著しいという勢いではありませんが右肩上がりの推移。

さらにフリーキャッシュフローの推移は2,796→3,145で問題なし。
投資キャッシュフローは▲2,389→▲1,184とマイナスで、設備等への投資を推進していることが窺い知れます。

これだけ財務面が整っていても、決算発表直後に株価が下落する銘柄はたくさん見てきました。

織り込み済みというやつです。

中には四季報に載っている予想のさらに上をいくサプライズ決算を出す企業もありますが、
なかなかそうはこういう銘柄を掴むことはできません。

この場合は、株価に織り込んでいないということになり、決算発表後に株価は跳ね上がります。

そして今回のヨンドシーホールディングス(8008)は・・・そのサプライズ決算でした

営業利益は6,550に上方修正。
配当は50円に増配発表。

クリティカルヒットです。

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あいHD(3076)、日経ダブルインバース(1357)

2016 年 3 月 1 日 コメントはありません

去年後半から推していたあいホールディングス(3076)ですが、先日損切りました。

年明けの日本株乱高下にあっては、完全にファンダメンタルズ無視の値動きで、それでも3,000円台に戻してきたのは立派だったと思います。

代わって、先週から日経ダブルインバース(1357)を仕込み始めています。

来月15、16日のFOMCへ向け、リスクマネーが引き揚げられ、また日経平均も下げると予想しています。
実際には米国利上げは見送りになるとは思いますが。

本当は日経平均が17,000円付近まで戻したところで仕込みたかったんですが、上がってきませんでした。

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2015年 感謝と来年の目標

2015 年 12 月 31 日 コメントはありません

■ 株式投資
今年も年間収支プラスで終えることができました。

  • 新日鉄住金S(2327)
  • あいHLD(3076)

を買い建てての年越しになります。

来年も財務状況の良い成長株への中長期投資を行うことが基本ですが、

  • 米国では数回に渡る更なる利上げ予測されている
  • 為替は130円程度まで付けたあと年末にかけて106円程まで円高になる
  • 株価は25,000円くらいまで上がっても年末にかけて17,000円くらいまで下げる

などという声を聞いたりします。

GPIFの三谷理事長も為替ヘッジに言及されていますし、そう遠くないうちに円高局面が来ることも想定されます。

なので、株は来年は前半でやめておこうかと今は考えてはいます。
もしくは売りから入る or ベア型ファンドなども検討してみたいと思います。

■ 不動産投資
今年アパートを購入したことによる損益通算の還付金が確定申告後に戻ってきます。
そして、所有中の区分マンションの売却を図ります。
これらを資金に加え、新たな一棟物購入へと歩を進めていきたいと思います。

また、今年は知的武装のための時間を資格勉強にかなり割きましたが、
来年はまた投資家目線の勉強を増やしていきたいと思っています。

■ 積立投資
今年は新興国の債券、株式がふるいませんでしたが、来年はもっとふるわないのではないかなと思っています。
新興国については10年単位で先を見ていますから、コツコツ継続して積み立てること、これしか抱負はありません。

こういったところを目標に、来年も精進していきたいと考えています。

会社四季報 2016年新春号分析

2015 年 12 月 17 日 コメントはありません

13日(日)に定期購読している四季報CD-ROM版の2016年新春号が届きました。

いつものようにAccessへ取り込み、業績分析をしました。

営業利益が秋号時点の予想よりも増えているもので、
出来高がそこそこ以上あり、営業利益額が10,000百万円以上ある銘柄をピックアップしました。

コード 社名 2015秋号 2016新春号 増加率
1852 浅沼組 3,300  → 4,500 136.4%
5122 オカモト 5,700  → 7,500 131.6%
3654 ヒト・コミュニ 2,100  → 2,570 122.4%
1899 福田組 5,700  → 6,900 121.1%
9743 丹青社 2,500  → 3,000 120.0%
2327 新日鉄住金S 17,700  → 20,600 116.4%
4471 三洋化成工業 11,000  → 12,500 113.6%
2910 ロックフィルド 2,150  → 2,400 111.6%
2801 キッコーマン 28,000  → 31,200 111.4%
6981 村田製作所 270,000  → 300,000 111.1%
9048 名古屋鉄道 36,100  → 40,000 110.8%
4202 ダイセル 58,000  → 62,000 106.9%
4521 科研製薬 33,000  → 35,000 106.1%
3694 オプティム 550  → 580 105.5%
6383 ダイフク 18,500  → 19,500 105.4%
6856 堀場製作所 19,000  → 20,000 105.3%
1944 きんでん 30,000  → 31,500 105.0%
5333 日本ガイシ 71,000  → 74,500 104.9%
7309 シマノ 79,000  → 82,500 104.4%
3857 ラック 2,300  → 2,400 104.3%
6988 日東電工 120,000  → 125,000 104.2%
9003 相鉄HLD 26,900  → 28,000 104.1%
7520 エコス 2,500  → 2,600 104.0%
8200 リンガーハット 2,800  → 2,900 103.6%
4452 花王 153,000  → 158,000 103.3%
3076 あいHLD 8,300  → 8,500 102.4%
8056 日本ュニシス 12,500  → 12,800 102.4%
6622 ダイヘン 9,000  → 9,200 102.2%
4403 日油 17,700  → 18,000 101.7%
6770 アルプス電気 66,000  → 67,000 101.5%
2659 サンェー 13,500  → 13,700 101.5%
6473 ジェイテクト 82,000  → 83,000 101.2%
8276 平和堂 15,400  → 15,500 100.6%

この中でチャートの形が良さそうなのは、

キッコーマン日東電工相鉄HLDあたりですかね。

私は、チャートの形は理想とまではいきませんが、増加率が116.4%の新日鉄住金Sに入ってみました。

ここには載っていませんが、9月以降売買を繰り返しているあいHLD(3076)も注目しています。
営業利益は8,300→8,500百万円と増加率102.4%ですが、順調に利益を伸ばしている成長企業です。

今日、大きく上げてきましたので後場に3,220円で建玉全部手仕舞いましたが、今後も機会を窺います。

他では、これも載せていませんが、数値的に面白いのは日本空港ビル(9706)です。

今期営業利益12,000→11,700百万円で増加率は97.5%ですが、
来期営業利益13,000→15,000百万円で増加率は115.4%と上々の見通しです。

ドルは利上げやシェールガス革命等もあってこれからさらに強くなるでしょうから、
円安方向に進み、海外からの旅行者も増えるでしょう。
円安で国内企業も潤い、株高で景気高揚感も生まれ国内旅行者も増えるでしょうし、
こういったことを見越した増益予想ということでしょう。

数年先を見据えて投資するのも面白いかと思いましたが、最近の世界情勢を鑑みると、
何かしらの事件や経済情勢で渡航者が激減する事態も考慮しなければなりませんし、私は積極的になれませんでした。

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