ホーム > 不動産投資 > 二重契約の罠

二重契約の罠


先日から書いていた土地からの新築物件ですが、途中で撤退しました。

二重契約の手法で話が進んでいたからです。

幸い、売買契約も金銭消費貸借契約も結ぶ前に気づき助かりました。

「二重契約=契約書を2通作り銀行へは違う売買金額に書き換えること」

この程度の認識しか持ち合わせておらず、具体的な手順詳細は知りませんでした。

危うく嵌ってしまうところでした。

不動産業者から説明された、ふかしとかかきあげと言われる手法。

ノンバンク系の銀行では昔からよくある手法で、後々の売主との価格改定合意なので二重契約とは違うと。

みんなやっているテクニックであると説明を受けました。

これに感心してしまった自身の不勉強を嘆きますが、更に恐ろしさを感じたことがあります。

銀行担当者がそれを分かっていて話を進めようとしていること。

よく使われているテクニックなんだなと本気で錯覚しました。

後日、何か釈然とせずこの手法をインターネットで調べ、「ふかし」「かかきあげ」こそが二重契約そのものだと知りました。

法に抵触してまで拡大をしたいとは思いません。

カテゴリー: 不動産投資 タグ: