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トレーリングストップとボリンジャーバンド(その1)


9/30に記事を書いた翌日、エンプラス(6961)は諦めて5,990円で損切りました。

7,780円→5,990円(↓23.1%)でした。

いくら四季報の業績値が良かったとしても、その後の材料(サムスン失速の影響を受けたとはいえ、
必要以上に受け過ぎだとは思いますが)や風評は重視すべきと判断しました。

打診程度の100株買いだったので被害は最小限で済みました。

さて、問題はトレーリングストップを試した中山製鋼所とペプチドリーム。

どちらも逆指値に触れ、利確となりました。

中山製鋼所(10/4売却)
・71円→98円(↑38%)

ペプチドリーム(10/8売却)
・8,240円→9,800円(↑19.1%)
・8,720円→9,820円(↑12.6%)

値上げ率を見ると、合格点。

“利益が出ることは確定している”というトレーリングストップの安心感は、なかなかの感覚でした。

しかし・・両銘柄とも、その後値を切り上げています。

5408 中山製鋼所:109円(10/18 終値)
4587 ペプチドリーム:14,200円(10/18 終値)

初めてのトレーリングストップテストは、少し悔しい体験となりました。

特にペプチドリームは、まさに指した9,800円を底に切り返し。
あと数十円上で切り返してくれれば・・と悔しさ倍返しです。

不動産投資という目的地へ距離を縮めましたが、新幹線ではなく高速バスに乗ったイメージ。
これでは目的地到達まで時間を要してしまいます。

今回は四季報で好業績銘柄をしっかり選定したわけですから、
何もここでトレーリングストップを試してみなくてもよかったのでは?という思いも沸いてくるわけです。

今後のためにも、ここは検証しなければなりません。

そこで、以前研究していたボリンジャーバンドを引き合いに出し、
今回の売りのタイミングを確認してみたいと思います。

前置きが長くなりましたが、この記事も含め全4回で考察してみます。

■ トレーリングストップとボリンジャーバンド(その2)
⇒中山製鋼所(5408)の検証。

■ トレーリングストップとボリンジャーバンド(その3)
⇒ペプチドリーム(4587)の検証。

■ トレーリングストップとボリンジャーバンド(その4)
⇒総括。今後の売りの指針をどう考えるか。

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