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不動産投資書籍コーナーから日本経済を考える


区分所有法に関する理解し易い本はないかなーと思って、神保町の三省堂へ立ち寄ってみました。

検索機で「区分所有法 まんが」で調べてみたところ、3階に2タイトルあり、
1冊は不動産関連のコーナー、もう1冊は宅建関連のコーナーにあるとのことでした。

まずは不動産関連のコーナーへ。

・・とここで少し驚きました。

9割方不動産投資本ではありませんか!

不動産関連コーナー

以前は5階のマネー本などの並びに株とかの書籍と一緒に並んで、
どちらかというと陰な雰囲気の場所に置いてあったと思うのですが、3階へ下りてきて独立したのでしょうか。

なんだか明るい雰囲気です。

不動産投資ブームというか、関連書籍も増えてきて大衆化されてきた感があります。

日銀のマイナス金利政策も追い風で、これからまだまだ盛んになっていくことでしょう。

しかし、その分下地の無い人でもアパートローンを組めるようになるでしょうから、
失敗して大変な目に遭う人も増えてしまうのではないかという懸念もわきます。

銀行にとっては悩ましい時代に突入でしょうか。

日銀へ預けたままでは赤字、銀行間でのお金の貸借も成立しない、企業も設備投資に積極的になれない、
そうなると、リスクが多少高い相手でも貸し出すことになり、数年後、そういった先からの回収が困難になり・・。

市中にお金を流したい意図は解るのですが、とりあえず目先のことだけで、中長期ビジョンは無いように思えます。

黒田バズーカ、将来の国民生活に向けて撃ちませんでしたか?

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