賃貸住宅フェア2013に行ってきました
7月30日(火)、東京ビッグサイトで開催された賃貸住宅フェアに行ってきました。
目当てのセミナーを聞く合間に、興味のあるブースを回るというスタンスで、約6時間滞在してきました。
まず最初のお目当てセミナーは、
■11:20~12:10
「税理士大家が実践する手元にお金を残す賃貸経営」
講師:種村智子氏(大家兼税理士・会計士)
5分遅れくらいで到着したところ、すでに人が溢れかえっていて立ち見で声も聞こえないような状況だったので、
もう1つ気になっていた下記セミナーへスライドしました。
■11:20~12:10
「空室対策 最新の消費者ニーズ」
講師:池本洋一氏(SUUMO編集長)
こちらも立ち見ながら、プレゼンも見れるし声もちゃんと聞こえます。
終わってみれば、こちらのセミナーに参加して本当によかったです。
SUUMOの賃貸情報サイトから得られた賃貸検討者のデータ統計を入手することができました。
首都圏のマーケット概況として、2008~2013年のデータを比較し、間取帯別・平均賃料・面積・坪賃料推移を
- 23区
- 東京市部
- 横浜、川崎
- その他神奈川
- 埼玉県
- 千葉県
で俯瞰することができます。
さらに、掲載データと反響データに分けて統計が出されているので、実際の値を把握することができます。
特に都内は1R市場が下落基調が見てとれ、個人的にはやはり当面はファミリータイプにしか手を出せないな、と思いました。
あとは礼金・敷金有無比率事情も地域別、間取りタイプ別に出してあったり、築年数別の反響や家賃推移も、賃貸検討者がどう考える傾向にあるのかを知る上で非常に参考になります。
設備の人気やリフォーム要望レベル等までもとても分かりやすくまとめてあります。
お金を出してでも欲しいと思えるくらい有益な資料を手にすることができ、のっけからラッキーでした。
その後は各ブースを見てまわり、
- リフォーム
- プロパンガス
- 水回りトラブル対応
- 税務
など興味のあるところを見てまわりました。
投資の視点からの費用対効果が薄いという認識の、
- インターネット環境
- 太陽光発電
などは避けました。
他セミナーで参加したのは、
■13:40~14:30
「元メガバンク支店長の金融機関との付き合い方」
講師:菅井敏之氏
融資審査のポイントについて、特に新しい発見項目はなかったのですが、
融資に足る人物かどうかを見る銀行の目について、より現実目線の空気を感じることができました。
■14:50~15:40
「工事費3分の1も可能 DIYオーナーが語るセルフリフォームの極意」
講師:阿部壯之氏
自分でやると安くあがるのは分かるんですが、片手間ではできないし本当に好きな人でないと務まらないことを再認識。
お金を払ってちゃんとした施工を業者にしてもらい、自分は本業や賃貸業に専念すべきとあらためて思いました。
入居付けに際してのIKEAなどのインテリア、グッズなどは参考になりました。
■16:00~16:50
「借金なんか怖くない これからの不動産投資」
講師:沢孝史氏
私も沢さんの著書を1冊(下記)購入しているので楽しみにしていました。
今回の話からは、得るものは多くはなかったかなという印象です。
なぜ新築物件取得へと戦略をシフトしているのか、沢さんの考えを生で聞くことができたのは今後参考にしたいと思いました。
といったところで、今後の大家業に向けて期待していた以上の収穫を得て、賃貸住宅フェアを後にしました。
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