火災保険・地震保険
2013 年 8 月 3 日
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物件購入と同時にやらなければならない保険選定。
融資を受ける銀行さんから、協力会社の代理店で団体扱いの保険に入れると紹介をもらい、
きのう三井住友海上からの見積もりをもらいました。
団体扱いなので大口となり、
- 事前に調べていた相場よりも安い
- 保険会社も請求の際に対応がよい(と聞く)
というメリットがあります。
保険については、一棟物と区分所有とで入るべきものが違ってきます。
まず火災保険。
- 火災保険
- 住宅総合保険
- 新型火災保険
とありますが、今回購入する物件はマンション区分の4階なので、通常の「火災保険」で十分です。
有事の際には、マンション管理組合の修繕積立金や保険があてにできます。
火災保険の特約としては、
- 家賃収入特約
→復旧までに損なう家賃収入の補償(3・6・12ヶ月から今回は6ヶ月を選択) - 賃貸建物所有者賠償
→敷地内でケガをした場合に訴えられるリスク対策(保証額最大1億円)風呂でコケて怪我したとか・・
を付けます。
さらに水道管の寿命は20年なので、特に古い物件には漏水担保特約を付けるべきです。
この漏水担保特約は一般的に、他人に被害与えた損害賠償分が保険範囲で、修理費用は自己負担です。
自己負担分は、修繕積立金や管理組合加入の保険が期待できるかもと思いますが、 最悪自己負担となっても15~20万円だけで済みます。
今回は、提示の基本プランに水漏れ補償が既に入っていました。
火災保険の契約形態には
- 新価契約
- 時価契約
がありますが、残債が多い場合は新価契約がセオリーです。
契約期間については、
- 経費計上は1年ずつしかできないので節税効果は落ちキャッシュフローには悪影響を及ぼす
- 途中で売却することも想定
を考慮して、5~10年での契約がよいかと思っており、今回は5年を選択。
そして地震保険。特徴をいくつかあげると、
- 地震による火災もカバー
- 契約期間の上限は5年
- 1981年(昭和56年)6月以降の新築物件は建築年割引が適用され10%引きになる
- 来年から値上がり予定なので、今年契約なら最長の5年契約がよい
補償額は、火災・地震どちらに見舞われても残債をカバーできる額を設定するのが基本。
地震保険が火災保険の半分しか補償設定できないので、500万円の物件なら、
- 火災保険:1,000万円
- 地震保険: 500万円
となりますが、物件価格の2倍も設定ができない場合もありますので、その場合は設定可能な上限値で契約します。
以上で、総額40,180円(5年間)の見積もり金額です。
1年あたり8,036円は、他オーナーさんに聞いていた金額と比べて、6掛け以下の金額でした。
カテゴリー: 不動産投資
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